東方見雲録

東方見雲録

2023.03.06
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カテゴリ: 土木
井上ひさしの小説「吉里吉里人」で名が知られる岩手県大槌町吉里吉里地区が、東日本大震災からの復興まちづくりで今年度の土木学会デザイン賞の優秀賞に輝いた。道路、防潮堤、集落などの再生にあたり、住民が望む町を実現しようと、さまざまな関係者が一致団結、尽力したことが評価された。


空から見た岩手県大槌町吉里吉里地区。写真上から高台を弓形に走る国道と、写真左下から横に延びた防潮堤が途中から一体化する。山側には区画整理された宅地が広がる=大槌町提供
© 朝日新聞社

 国道から山側は区画整理を実施した。地区の南端にあった公民館を中央に移して、地域の拠点にした。海岸付近で家を流された住民は、点在する山手の空き地に「差し込み型」で数戸単位で移転してもらい、コンパクトな町に再生した。

 土木学会の審査員からは「あたかも以前からあったように風景に溶けこんでいる」と評価された。

道路は国土交通省、防潮堤は水産庁や県、と所管が違う。国道の擁壁と防潮堤を一体化させる考えには、県は「災害復旧で景観への配慮は難しい」と別々に造る方針だったが、応援職員たちが調整に努力して計画を通し、砂浜を守った。

 「担当者が全員応援職員だったので、しがらみなくやれた」。西元さんは途中故郷に残した妻を事故で亡くしながら仕事を続けた。

 「住民が一枚岩になって計画を後押ししたことがまちづくりを成功させた」とも関係者は口をそろえる。

引用サイト:朝日新聞  こちら





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Last updated  2023.03.06 09:00:08
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