東方見雲録

東方見雲録

2023.06.29
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カテゴリ: 教育



横井小楠 
小楠の福井藩における業績としてまず挙げられるのが「国是三論」です。
小楠はここで貿易による富国、海軍の確立による強兵、古代の理想国家である堯・舜・禹の治世に学ぶ士道の重要性を説きました。
その中で六府、三事がしっかり行き渡っている社会であることが大切であると主張し、その出典である『書経』の深掘りをするのです。
六府とは水・火(エネルギー)・金(財)・木(木材)・土(インフラ)・穀(穀物)、三事とは正徳(正しい徳)、利用(無駄なくよく用いること)、厚生(人に厚く、命を尊ぶこと)を表しています。つまり物資を豊かにし、自己の最善をもって他者に尽くしきる精神風土がしっかり備わってこそ国も繁栄していくと説いているのです。
小楠は、これを単なる理論理屈に止めておくことなく、越前物産総会所という藩内物産の専売所を開いて相当な実績を挙げ、さらに長崎に越前屋という交易会社をつくって生糸の輸出で藩に莫大な利益をもたらしてみせたのです。
その後、藩主・松平春嶽が幕政改革に携わることになり、意見を求められて小楠が説いたのが「国是七条」でした。
小楠はそこで、参勤交代の中止と大名妻子の帰国、外様・譜代を問わず有能な人物を登用し、意見の交流を自由にすることや、海軍を興して兵力を強くすること、政治直轄の貿易の推進などを献策しましたが、この「国是七条」は、後の「五箇条の御誓文」や坂本龍馬の「船中八策」など、様々な政策に影響を及ぼしています。
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【国是七条】

政事総裁職を提示された前福井藩主・松平春嶽は、小楠を江戸に呼び寄せ、それについての彼の意見を求めました。

小楠は、政事総裁職を引き受けるべきだと主張。

その際に実行するべき幕府の政策を小楠が1862年に起草したものが「国是七条」です。

① 将軍は上洛して、これまでの無礼を帝にわびる
② 大名の参勤交代などの無駄を廃し、その費用を各藩の国力増強にあてる
③ 大名の妻を国に返す

⑤ 自由な言論の道を開いて、天下と「公共の政」を行う
⑥ 海軍力の増強
⑦ 自由貿易をやめて官貿易とする
つまり、

「徳川中心とした政治、悪しき風習をやめる。多くの人の意見を採り入れ、欧米の脅威に対して海軍を増強しよう」

という考えです。
引用サイト:横井小楠とはどんな人物?簡単に説明  こちら

横井小楠 Wikipedia情報   こちら

書経 原文と読み  こちら

姜尚中 Wikipedia情報   こちら

金大中とはどんな人物?  こちら





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Last updated  2023.06.29 13:49:42
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