東方見雲録

東方見雲録

2023.10.28
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カテゴリ: 土木
「琵琶湖の宝石」と呼ばれる滋賀県特産のビワマス。昨年秋、愛知川漁協(東近江市永源寺相谷町、村山邦博組合長)が砂防ダムに魚道を設け、ビワマスを遡上(そじょう)させることに成功した。県琵琶湖環境科学研究センターは新たな産卵域を確認、数千匹以上の稚魚が生まれたと推定している。同漁協は今シーズンも21日に魚道を作る予定で、自然愛好家らのボランティア参加を呼びかけている。【伊藤信司】
引用サイト:毎日新聞   こちら

参考サイト:簡易魚道の見試しで大人の川ガキづくり こちら





※1 簡易魚道
魚道は、魚の専用の通路のこと。 ビワマスは、おもに10~11月の秋に産卵のため川の上流や支流へ遡上(そじょう)します。しかし、砂防堰堤(さぼうえんてい)(※3)やダムにより遡上が困難となり、産卵場所までたどり着けないことが多くあります。そこで、渓流魚が堰堤を遡上できるように、安価で簡単に作れる簡易魚道の開発が必要になります。
※2 見試し
実際におこない、様子をみて 不都合があれば軌道修正することで、技術が高度化していく方法です。
※3 砂防堰堤
河川に設置されるダムの一種。「砂防ダム」と称されることもあります。特に土石流による土砂災害被害の軽減や河床の過度な洗堀を防止することを目的として設置されるダムです。

関連サイト:ほったらかし魚道。こうして魚はいなくなる。 こちら

ちょっと寄り道:サクラマス情報 こちら


ビワマスの産卵場所確保へ魚道を設置 東近江市の愛知川漁業協同組合

 「琵琶湖の宝石」とも呼ばれる固有種のビワマス。上流域の産卵場所を確保しようと、滋賀県東近江市の愛知川漁業協同組合が、同市永源寺相谷町の愛知川支流に魚道を設置した。昨年に続く取り組み。「川の恵みの豊かさを知ってほしい」と期待している。

 ビワマスはサケの仲間で、琵琶湖で独自の進化をしたとされる。刺し身、煮付けとして食されるなど、味にも定評がある。

 成長したビワマスは、秋になると、湖に注ぐ川を遡上(そじょう)して産卵する。そこで生まれた稚魚は翌年5~6月ごろ、大雨で川が増水した際に一気に琵琶湖へ下るという。

 同漁協は、身近な自然に親しんでもらおうと、ビワマスに着目してきた。

 河口から約30キロとなる愛知川の支流・渋川に、高さ約2・5メートルの堰堤(えんてい)がある。本流から約300メートルの場所だ。村山邦博組合長によると、産卵場所を求めるビワマスが手前に密集しており、遡上を妨げていることが分かったという。

 同漁協は昨年10月、ビワマスが堰堤の上流に行けるよう、魚道を設置した。今年3月に確認したところ、堰堤の上流で数千匹の稚魚が育ったとみられるという。

 ただ、魚道は大雨の際に流される恐れがあるため、毎年取り外す必要がある。

 今年は10月21日に魚道の設置作業があった。漁協や環境団体の関係者、ボランティアら計約50人が参加。単管パイプなどを使い、仕切りがついたスロープ状の魚道をつくった。

 魚道の下流では、産卵場所を求めて泳ぐビワマスの姿が見られた。魚道の設置後、多くが上流に遡上してきているという。

 村山組合長は「ビワマスを育む愛知川のすばらしさを知ってほしい。関心を持ってもらえたら」と話した。(松浦和夫)









引用サイト: こちら





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Last updated  2023.11.02 18:36:14
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