東方見雲録

東方見雲録

2024.01.03
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カテゴリ: 科学


東京大学大学院理学系研究科化学専攻教授

「特殊ペプチド創薬」という概念の提唱者です。「生物活性ペプチドの創製を革新するRNA触媒の開発」により、23年ウルフ賞化学部門を受賞しました。ウルフ財団は「従来の方法だけでは不可能だった大規模で複雑な分子の構築が可能になった」と評価しています。

菅氏は「特殊ペプチド(アミノ酸化合物)」と呼ばれる概念を提唱しました。あらゆるアミノ酸およびアミノ酸誘導体を任意のtRNAと結合させることができる人工のRNA触媒「フレキシザイム」を開発し、1つの試験管内で医薬品の候補となりうる兆単位の特殊ペプチドをライブラリ化することに成功。さらに特殊ペプチドライブラリーから、標的分子に結合する特殊ペプチドを選択する、独自のスクリーニング手法も編み出しました。
引用サイト: こちら
写真引用サイト: こちら

ちょっとおさらい:「特殊ペプチド(アミノ酸化合物)」と呼ばれる概念

東京大学の菅裕明教授は、独自の学術研究を通じ、これらのボトルネックを解消する技術システムの構築に成功した。

すなわち、独自開発したリボザイム技術(フレキシザイム)を用いて、特殊ペプチドをin vitroで翻訳合成可能なシステム(FIT System)を開発した。また、生み出された特殊ペプチドライブラリーを、スクリーニング系および分子進化工学的手法と組み合わせることで、高活性ペプチドの同定を迅速に行えるシステム(RaPID System)の構築にも成功した。

この技術をもとに創薬ベンチャー・ペプチドリームを立ち上げ、特殊ペプチド創薬を強力に推進する、産学連携型研究を遂行している。
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Last updated  2024.01.03 07:00:12
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