東方見雲録

東方見雲録

2024.01.06
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カテゴリ: 政経


© CNN.co.jp

重要な選挙イヤーは1月、バングラデシュ で幕を開ける。既にここまで複数の反政府デモを繰り広げてきた主要野党バングラデシュ民族主義党(BNP)は、幹部らが投獄もしくは国外追放されている。

2月 には、イスラム教国として世界で最大級の人口を抱える2カ国、 パキスタンとインドネシア が1週間以内に相次いで選挙を実施する。
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しかし、以下に挙げるとりわけ劇的な五つの選挙こそ、スポットライトを浴びるにふさわしい。

1月13日、台湾:米中対立の渦中に誕生する新総統
中台両政府の緊張が高まる現状にあって、選挙結果が持つ意味は特に重い。米国は引き続き、台湾の民主主義を保障すると約束している。
仮に有権者が現状維持を選ぶなら、中国政府は圧力を強めることが予想される。「戦争か平和かの選択」というのが中国による公式見解だ。このコメントは、野党候補一本化の協議が11月に決裂したことに対する反応として出された。

関連サイト:親中派候補の一本化は土壇場で頓挫...台湾総統選「勝利」に向けた中国の暗躍を振り返る【アニメで解説】
こちら ​

01.13追記
台湾総統選、与党の頼清徳副総統が初当選 蔡英文氏の路線継承
台湾総統選は13日投開票され、与党・民進党の頼清徳(らいせいとく)副総統(64)が最大野党・国民党の侯友宜(こうゆうぎ)・新北市長(66)や第三勢力・台湾民衆党の柯文哲(かぶんてつ)・前台北市長(64)を破り、初当選した。台湾統一を掲げる中国が圧力を強める中、後ろ盾となる米国との連携を深めた蔡英文総統(67)の路線継承を訴えて支持を広げた。中国は「民進党政権は独立をたくらんでいる」と対話を拒んでおり、中台の緊張は当面続きそうだ。  こちら
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3月17日、ロシア:プーチン氏に抜かりはなし
プーチン大統領が、終身大統領の地位を手にするつもりで表向きの再選キャンペーンに臨んでいるのはほぼ疑いの余地がないところだ。再選を果たせば、任期終わりの年齢は78歳。ソ連時代の指導者、スターリンを抜き、ロシアではエカテリーナ2世以降で最も長期間にわたり君臨した統治者となる。

プーチン氏に抜かりはほぼない。これまでのところ、正式に認められた対立候補は1人しかいないようだ。それは化粧品メーカーを率いる実業家、アレクセイ・ネチャーエフ氏で、偶然にもプーチン氏を支援する社会団体、全ロシア人民戦線に所属している。

関連サイト:プーチン氏に挑戦する人は誰…3月、ロシア大統領選に11人が出馬 こちら
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4月及び5月、インド:人口世界一の国が岐路に
果たして人口世界一の国は、活気ある民主主義国からヒンドゥー教に根差した民族主義の国へと姿を変え、神権政治に近づくのか。インドの命運をかけた選挙は4月と5月、それぞれ複数の週にわたって実施される予定だ。

モディ首相が1期目に専念したのは、揺るぎないヒンドゥー・ナショナリズムの強化だった。割を食ったのは国内に約2億人いるイスラム教徒と、2800万人のキリスト教徒だ。懸念されるのは、予想通りモディ氏が勝利した場合、自らの任務の中心的要素と見なす施策を完遂できるようになるという点だ。
米国はこのような人物にどう対処するのか。新興国世界の中心を占めると同時に重要な貿易相手であり、パキスタンへの対抗勢力でもある人物。ロシアと中国に近い存在ながら、戦略的な防塁となって後者の太平洋への拡張に歯止めをかけてもいる。米国の対応の仕方が問われる。

参考サイト:権威主義化するインド ──モディ政権の10年と次期総選挙   こちら
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6月6~9日、欧州議会:右翼思想への大転換?


大規模な右傾化を可能にするための基礎固めがこの数年間で進行しており、間違いなく23年を通じてその動きは強化された。右翼思想を掲げる欧州保守改革グループ(ECR)は、新たな欧州議会で第3勢力の地位に就く可能性さえある。
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それによって左右されるのは以下の事柄だ。ウクライナへの追加支援、対ロシア制裁(既にハンガリーとスロバキアが拒否権を行使している)、移民の制限、気候変動に対する抑制の後退、EU圏全域における正義と法の支配、そして欧州の対中政策の転換。
参考サイト:2024年欧州議会議員選挙 こちら
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11月5日、米国:トランプ・ファクターとその先


しかもあらゆる独裁者、独裁者予備軍に向かって、トランプ氏はこれまで温かい言葉を伝え述べている。16日のニューハンプシャー州での選挙遊説ではプーチン氏の発言を引用し、バイデン大統領を「民主主義にとっての脅威」と呼んだ。同じ集会で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記とハンガリーのオルバン首相も称賛した。後者は強硬な民族主義者として知られる。
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デービッド・A・アンデルマン氏はCNNへの寄稿者で、優れたジャーナリストを表彰する「デッドライン・クラブ・アワード」を2度受賞した。外交戦略を扱った書籍「A Red Line in the Sand」の著者で、ニューヨーク・タイムズとCBSニュースの特派員として欧州とアジアで活動した経歴を持つ。記事の内容は同氏個人の見解です。
参考サイト:2024年アメリカ合衆国大統領選挙 こちら


引用サイト: こちら ​​





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Last updated  2024.01.13 21:50:44
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