東方見雲録

東方見雲録

2024.01.31
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カテゴリ: 宙(そら)学入門
地球の天気を左右するのは上空にある雲だといわれる。雲がなければ晴天となり、逆に雲が厚ければ雨や雪になる可能性が高いからだ。一方、宇宙空間における環境を左右するのは太陽。つまり宇宙(太陽系)は太陽の活動により、天気のように変化するため、専門的にはこれを「宇宙天気」と呼ぶ。

 ところが、2024年はその「宇宙天気」に特徴的な出来事が起こる可能性が高いという。気象問題に詳しいジャーナリストが解説する。

「太陽活動が活発になると増加するのが、太陽に見られる『黒点』の数で、黒点数は約11年周期で増減を繰り返し、数が多いほど大きな太陽フレアが発生するとされます。米海洋大気庁(NOAA)の宇宙天気予報センターは、これまで黒点数がピークになるのは2025年と発表していました。ところが昨年10月、その予報を訂正し、『次にピークに達するのは2024年1月から10月の間』としたのです」(前出・ジャーナリスト)

 では、太陽フレアなどによる宇宙天気災害が起こった場合、どのような影響を受けるのか。
・・・・
専門家の予測によれば、携帯電話やテレビは2週間ほど断続的に利用できなくなり、110番や119番などの緊急通報もつながりにくい事態になるという。では、対策はあるのか。

「大規模通信障害に関しては国家として対策を講じてもらうほかありませんが、我々一人一人が、最悪の状況を想定し、日ごろからの備えをきちんとしておくことが重要。たとえば、携帯電話の代替として他の連絡手段、例えば災害用伝言ダイヤル(171)などの使用法を確認しておく、あるいは停電や物資の停滞に備え、非常食や水を備蓄しておく。社会インフラのすべてを高度な機器に頼っている今、自然災害の対策同様、各自の備えがより重要なのです」(防災の専門家)

引用サイト: こちら





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Last updated  2024.01.31 07:00:07
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