東方見雲録

東方見雲録

2024.02.02
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カテゴリ: 郷土



 いわゆる高付加価値旅行者[1] は、訪日外国人旅行者全体の約1%(29万人)に過ぎないものの、消費額の約11.5%(5,523億円)を占めていました。ただし、大都市圏での買物消費等が多く、地方での消費が少ないことから、地方への誘客を促進することにより、地方創生へ貢献することが期待されます。
 このため、昨年5月に高付加価値旅行者の地方への誘客に必要な課題や取組を、ウリ(高付加価値旅行者のニーズを満たす滞在価値)、ヤド、ヒト(地方への送客、ガイド、ホスピタリティ)、コネ(海外高付加価値層とのネットワーク、情報発信)+アシの5つの観点から、「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくりアクションプラン」として取りまとめました。
 この度、本アクションプランに基づく集中的な支援を実施する「モデル観光地」を決定しました。



引用サイト:国土交通省   こちら

 インバウンド(訪日客)観光の本格的な復活を見据え、観光庁は消費単価の高い旅行客の誘客を図る観光地のモデル地域に、鳥取、島根両県のエリアを選定した。2023年度、6億~7億円の予算規模で、マスタープランの作成や付加価値の高い旅行商品の開発といった地域の取り組みを集中的に支援する。

 同庁によると、2019年の訪日客のうち、1人100万円以上を消費した人数は全体の1%(29万人)程度だったが、その消費額は全体の11・5%(5500億円)を占めた。高単価の旅客の経済効果が高く、全体の消費額の拡大が課題だった。

 同庁は昨年8月、付加価値の高い旅行商品の開発や誘客を支援するため、観光モデル地域を募集。全国から62件の応募があり、今回11件を選定。それぞれが応募していた山陰両県は合わせて「日本の紀元・神話の國(くに)」として選ばれた。

 鳥取県では県や関係団体などで構成する「とっとり観光未来共創会議」が取り組みの主体。大山などの豊かな自然を活用したアドベンチャーツーリズムのほか、鳥取和牛や松葉ガニなどの食材、温泉、伝統工芸などの魅力を掘り下げ、付加価値の高い旅行企画へ活用する。県国際観光誘客課は「観光資源の魅力を深掘りし、企画を磨き上げて付加価値をつけ、新たな誘客につなげたい」としている。(大久保直樹)
こちら

観光庁 採択者一覧   こちら








とっとり観光未来共創会議   こちら

しまね国際観光推進協議会 こちら





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Last updated  2024.02.02 20:06:44
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