東方見雲録

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2024.06.18
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カテゴリ: ものづくり

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北のニシン、なぜか山陰沖に 突然大漁、原因調査へ
2010年6月23日7時16分
​朝日新聞   こちら

関連サイト:北海道を豊かにした魚・ニシン。絶滅寸前から復活した理由とは? こちら
江戸時代
北海道で本格的なニシン漁はじまる
1897(明治30)年
ニシンの漁獲量過去最高を記録する。明治末から大正にかけて、ニシン漁全盛期に。ニシン景気で得た富で各地に「鰊御殿」が建つ
1954(昭和29)年
ニシンの群来、余市町から小樽市にかけての沿岸で確認されて以降、見られなくなる

ニシン漁途絶える
1996(平成8)年
北海道主導でニシンの産卵場所の形成、放流後の資源管理を行う「日本海ニシン資源増大プロジェクト」はじまる
1999(平成11)年
3月18日、留萌市礼受の海岸で45年ぶりに群来が確認される
2009(平成21)年
この年以降、毎年2月中旬〜下旬にかけて、石狩湾の数カ所で群来が見られるように

「小樽市鰊御殿」

・・・・

旧 青山家住宅(旧青山家漁家住宅):札幌市厚別区(北海道開拓の村)


旧 青山家住宅の小屋組み。洋式の工法も取り入れられている。
Wikipedia情報   こちら



ニシンから考えるこれからの水産
ご存知の通り、今日本の水産業は大きな転換点にいます。

人口増加や新興国の台頭により、世界の水産物への需要は高まり続けている。

一方、日本は人口が減少傾向になり、経済の成長速度は鈍化、少なくとも向こう数十年は世界の中で相対的経済優位性(買付力)は落ちていく可能性が高い。

気候変動などにより、水揚げされる魚種が変化し、水揚げ量・魚種ともに不安定になっている。

これらのことから、日本は栄養価の高い豊かな海洋に囲まれた国として、水産物を輸出産品の一つとして外貨獲得や観光の柱にしつつ、一方で「美味しい魚が食べたい!」という魚食文化に根ざした国内の需要にも応えていく必要があります。


一方で、世界から水産物を買い集める力は落ちていくでしょうし、こういった輸出に回る品目も庶民の手にはなかなか届きにくいものになっていくと考えられます。

そのため、これからの日本で変わらずに美味しい海の恵を享受し続けるためには「今獲れているものを、柔軟で弾力的に利用していく」が重要になっていきます。
引用サイト: こちら





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Last updated  2024.06.18 08:00:12
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