東方見雲録

東方見雲録

2024.11.18
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カテゴリ: まちづくり




 同区間を巡っては、13日に同省の吉岡幹夫事務次官も整備に前向きな姿勢を示しており、石破政権下で検討が急加速している。平井伸治鳥取県知事は会合後、政府の新年度予算編成がヤマ場を迎えることを念頭に「非常に重要なタイミング。計画段階評価に向けてぜひとも前進させていきたい」と期待した。

 山本氏は「岡山米子線は山陰と山陽、あるいは四国関西を結ぶ大動脈になる」と強調。22日に開く国と地元自治体との勉強会では、米子-境港間のルートを決める上で配慮することなどを取りまとめる予定で、「非常に大きい一歩。これを第1段階として地域から盛り上げてもらい、次のステップに上がっていければ」と語った。

 ただ、同区間は住宅や商業施設が密集し、ルート選定は難航も予想される。過去には米子、境港両市間で意見が対立した経緯もあり、平井知事は大会のあいさつで「出口が見えてきた」とする一方、「ルートをどうするか、これからが重要な時期」と指摘した。
引用サイト: こちら

関連サイト:鳥取県 こちら

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 長年の懸案となっている鳥取県米子―境港間の高規格道路の整備を巡り、国土交通省と県、沿線市村が整備の方向性を検討する「米子・境港地域道路整備勉強会」が22日、米子市内であった。物流・産業や防災、観光、医療、安全の各観点から圏域の課題を検証した結果、同区間で高規格道路を整備することが「必要」と結論付けた。整備後は境港-大阪間が現状より23分短縮するとの試算も示された。今後、国と県、市村が連携し、次のステップとなる概略ルートや構造を検討していくことを確認した。

 今回の取りまとめを受け、早ければ新年度にもルート案を選定する「計画段階評価」手続きに進むとみられ、整備手続きが具体化する。米子-境港間は生活交通と通過交通が重なり慢性的な渋滞が発生しており、早期整備が求められる。



 その上で、①産業の活性化②災害対応力の強化③広域周遊観光の促進④救急医療機関への速達性の向上⑤交通安全の確保―を実現するために高規格道路が必要と取りまとめた。

 また、米子、境港両市、日吉津村の意見を基に、ルートを検討する上で「配慮すべき事項」を取りまとめた。市街地を通過することから、各産業や農業への影響▽工事に伴う既存道路での渋滞の深刻化▽道路整備による集落や地域の分断-などに配慮して検討を進めていく方針を確認した。

 同事務所の高橋渉所長は「いろいろな観点から必要性が確認できた。懸念される部分も十分に検討し、住民の声をしっかり聞かせていただき進めていきたい」と述べた。
引用サイト:日本海新聞   こちら

追記 1124

吉岡幹夫事務次官(左から2人目)に要望書を手渡す平井伸治鳥取県知事(左)や丸山達也島根県知事ら=東京・霞が関、国土交通省
© 山陰中央新報
 島根県の丸山達也知事、鳥取県の平井伸治知事らがこのほど、東京・霞が関の国土交通省で吉岡幹夫事務次官に対し、中海と宍道湖沿岸を「8の字」に結ぶ高規格道路の整備推進を求めた。

 要望は非公開。両県知事らによると、中海・宍道湖・大山圏域の人流や物流の活発化、災害時の道路網の確保に向け、整備の必要性を訴えた。吉岡事務次官は「日本海側の道路整備の重要性は石破政権の中で感じている」と応じ、8の字ルートのうち、鳥取県側の米子-境港間を結ぶ高規格道路(約21キロ)は、国や地元自治体でつくる勉強会の議論をまとめ、方向性を出す考えを示した。

 終了後、取材に応じた丸山知事は「地方を守る石破政権で日本海側や山陰に目を向けていこうという姿勢を感じた」と述べ、平井知事も「長年の懸案の調整が進むのではないかと期待している」と話した。
引用サイト: こちら





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Last updated  2024.11.24 21:24:03
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