東方見雲録

東方見雲録

2025.03.25
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カテゴリ: 環境
バーチャルウォーター(仮想水)とは、輸入した食料を自国で生産すると想定したときに必要な水の量のことです。この概念は、ロンドン大学東洋アフリカ学科名誉教授のアンソニー・アラン氏により1999年に紹介されました。もともとは「水資源が地域によって偏っていても、食料の輸出入を行うことで緩和することができる」という仮説から始まった議論でしたが、現在では水問題を考える際のツールとしても用いられています。

牛肉を輸入する場合を考えてみましょう。牛はトウモロコシなどの飼料を食べて育ちます。トウモロコシは、1キログラムを育てるのに1,800リットルの水が必要です。牛が食肉になるまでに食べるトウモロコシの量を計算すると、牛肉1キログラムにつき約20,000倍もの水が使われているといわれています。

これをもし、輸入する国が自国で牛肉を生産するとします。この場合、輸出する側で使われる水と同等の水が必要となるため、膨大な量を消費しなければなりません。言い換えれば、輸入した国は、他国の水を大量に消費していることとなります。
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バーチャルウォーターの計算式
①バーチャルウォーター基準値(㎥/t)×②食品重量(t)×③1,000(L/㎥)=バーチャルウォーターの量(L)

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緑色の国は、収支においてマイナスであり、バーチャルウォーターの輸出量が多いことを示しています。一方、赤色はプラスを意味し、輸入量が多い国です。日本をはじめ、北アフリカと中東、メキシコ、ヨーロッパ、韓国が赤色になっています。日本は、世界の中でもバーチャルウォーターの輸入が多い国の一つなのです。

引用サイト: こちら

関連サイト:水不足問題とは? こちら





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Last updated  2025.03.25 08:00:12
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