東方見雲録

東方見雲録

2025.03.26
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カテゴリ: 科学
東北大学などが北海道沖の千島海溝で地殻変動を調査したところ、陸側のプレートが海側のプレートとくっついた状態で、年間8cmほど一緒に沈み込んでいることがわかったと発表しました。



東北大学などの研究チームは、2019年から5年間、GPS観測装置を使って巨大地震発生の可能性が指摘されている千島海溝の地殻変動を調査しました。その結果、「固着域」と呼ばれる陸側のプレートと海側のプレートのくっついている部分が、年間8cmほど一緒に沈み込んでいることがわかったということです。

「陸のプレートの先っぽの部分が海のプレートと一緒になって沈み込んで、将来的に地震を起こすエネルギーを溜め込んでいると」(東北大学・災害科学国際研究所 富田史章助教、以下同)

千島海溝沿いでは、過去に300年から400年の周期でマグニチュード9クラスの超巨大地震が発生してきた可能性が指摘されていて、前回は17世紀にマグニチュード8.8クラスの地震が起きたとされています。

「17世紀の地震から約400年にわたって、現在と同じ速度で歪みが蓄積していた場合は、将来的にマグニチュード8後半から、マグニチュード9程度の超巨大な地震を引き起こすエネルギーがすでに蓄えられている可能性がある」

その上で富田助教は、いつ地震が起きても対応できるように、被害の備えを充実させることが重要だとしています。(ANNニュース)
引用サイト: こちら

関連サイト:北海道沖 千島海溝 巨大地震起こしうる程度までひずみ蓄積か  NHK   こちら


今回の観測の結果、海側のプレートに設置した観測点で年間でおよそ8センチ陸側へ移動していた一方、陸側のプレートで「海溝軸」に近い場所設置した観測点も同様に年間およそ8センチ、移動していました。



千島海溝では津波堆積物の調査などから17世紀に巨大地震が起きて大津波が押し寄せたと考えられています。

この時、プレート境界がずれ動いた量は25メートル程度だったと考えられていますが、もし、およそ400年にわたって年間8センチ程度の固着が続いていると仮定した場合、すでに、同規模のずれを引き起こしうるところまでひずみをためている可能性があると、研究グループは分析しています。
引用サイト: こちら

関連サイト: 千島・日本海溝における無人機を用いた海底地殻変動観測 こちら





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Last updated  2025.03.26 07:00:13
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