東方見雲録

東方見雲録

2025.07.13
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カテゴリ: 文化



さいの神は、「さえのかみ」あるいは 「さいのかみ」、賽神・幸神・障神・妻神・才神・性神などと書かれたり、岐(くなど)の神、久那土神、神・道祖神、道陸神(どうろくじん)とも同じものと言われています。

『岩波古語辞典』では、

さへのかみ【塞ノ神・道祖神】《「障(さ)への神」の意で、外から侵入して来る邪霊を防ぎ止める神》峠・坂・辻・村境など、境界に祭られた神。

行路の安全をつかさどり、中国の「道祖」と結びつけて信仰された。「さいのかみ」「みちのかみ」とも。

「道祖、和名佐倍乃加美(さへのかみ)」(和名抄)  『岩波古語辞典』(大野晋・佐竹昭広・前田金五郎 編)

と、なっています。

『和名類聚抄』では
『岩波古語辞典』には、平安時代中期に書かれた『和名類聚抄』(わみょうるいじゅしょう)の事が書かれていますが、

『和名類聚抄』には、



岐神  日本紀云、岐神和名布奈止乃加美

道神  唐韻云、楊音膓和名太無介乃加美 道上祭一云、道神也

と、書かれています。

道祖神
その「道祖」の記述ですが、

『風俗通義』に云う。共工の子が遠いところで遊んで行って死んだので、神となった。和名 佐倍乃加美

ということで、「さえのかみ」が、中国の「道祖」といっしょくたにされています。

本来は中国の道祖と違うけれど、平安時代中期には既に「道の神」として、中国の道祖と習合しています。

現在でも、さいの神のことをよく道祖神と表記します。

古語辞典には、悪霊封じの境界神、道の神としか書かれていないが、さいの神の性格を調べていくと多岐に渡ります。

近世の双体道祖神のある地域では、共同体の神、縁結びの神、性の神、子どもの神、子授かりの神、旅の神、耳の神など多様である。



また、道の途上で、男女が相交わるので、道の神から縁結びへと発展したとも考えられますが、縄文信仰では性器信仰であったので、その逆で性の神から道の神につながったとも考えられます。

猿田彦命がアメノウズメの命が出合った話が象徴的です。

だから、さいの神は、猿田彦命を祭っている場合が多いのです。
引用サイト: こちら

関連サイト:旧淀江町のサイノ神   こちら








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Last updated  2025.07.13 08:00:07
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