東方見雲録

東方見雲録

2025.09.19
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カテゴリ: 生命



 警告色は、有毒な生き物の多くが持つ派手な体色や模様で、「自身の危険性」を強調し、捕食を防ぐ役割がある。

 オキナワルリチラシは沖縄県を中心に本州太平洋側に生息。青酸カリで知られる有毒な青酸を体内に持つが、幼虫は茶色で目立たない見た目をしている。

 中准教授によると、研究グループの学生が偶然UVライトを当てたところ幼虫の体が青色に光り、分泌する青酸を含む粘液も発光することが判明した。青色の感受性が低い人間には見えにくいが、紫外線領域も識別できる視覚を持つ鳥類やは虫類にとっては、警告色となる可能性が明らかになった。

 オキナワルリチラシが属するマダラガ科は、有毒でありつつ警告色を持つ種が多く、地味な体色ながら蛍光で警告するという戦略は珍しいという。中准教授は「人間のような大型の哺乳類からは地味な見た目で隠れ、鳥類などには目立つ見た目で警告する。捕食者によって異なる見え方を利用した生存の二重戦略なのでは」と考察する。

 研究グループは昆虫学の専門誌で成果を発表。今後は実際にオキナワルリチラシの蛍光を捕食者が視認し、忌避するかを実験する予定としている。(平塚千遼)
引用サイト: こちら

関連サイト:プレス 鳥取大学   こちら





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Last updated  2025.09.19 07:00:06
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