東方見雲録

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2025.12.02
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カテゴリ: 土木



2013~19年に鳥取城跡(鳥取市)で行われた「擬宝珠(ぎぼし)橋」の復元事業が、本年度の土木学会デザイン賞で最優秀賞を受賞した。橋脚の遺構を残しながら現代の技術と伝統的な工法を組み合わせ、耐震性も満たしながら忠実に再現した点などが評価された。鳥取県内で同デザイン賞の最優秀賞を受賞したのは初めて。
(中村芙美子)

 同デザイン賞は、土木学会景観・デザイン委員会が01年に創設。周辺環境や地域と一体となった景観の創造や保全を実現した作品、貢献した関係者らをたたえる。本年度は29件の応募があり、擬宝珠橋を含む2件が最優秀賞に輝いた。

 復元された擬宝珠橋は全長約36メートル、幅約6メートルの木造橋で、国史跡の復元橋としては最長。1963年に同じ場所に架けられたコンクリート橋の基礎以外を撤去し、基礎部分にステンレス製のはりを設けた上で、江戸期の橋脚の基底部の真上に往時の姿を復元した。

 擬宝珠橋は、鳥取藩主・池田光政が1621年に創建し、数度の架け替えを経ながら1897年ごろまで現存した。講評では「『あるべきものがあるべき姿で自然にある』という土木デザインの理想的な姿がそこに現れている」など好評を得た。

 市教委文化財課の細田隆博専門員は「事業の質の高さと意義が認められた。遺構を保護しつつ、忠実に再現した事業を知ってもらえたら」と話した。

 県内では、2011年度に白水川(伯耆町)で行われた「床固」設置工事、21年度の水木しげるロードリニューアル事業(境港市)が同デザイン賞の奨励賞を受賞している。
引用サイト: こちら

こちら

趣旨
土木学会デザイン賞は公益社団法人土木学会景観・デザイン委員会が主催する顕彰制度です。2001年に創設され、正式名称は「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞」といいます。公募対象を広く土木構造物や公共的な空間に求め、計画や設計技術、制度の活用、組織活動の創意工夫によって周辺環境や地域と一体となった景観の創造や保全を実現した作品およびそれらの実現に貢献した関係者や関係組織の顕彰を行っています。顕彰活動を通じて、本賞が目指すところは下記の通りです。
・優れた土木構造物や公共的な空間のデザインとその指針の提示。
・創造的思考を持ち、デザイン力のある技術者の発掘と認知、普及。
・美しい国づくりに資する計画や制度、設計、技術の向上について検証し、議論する土壌の確立。
・優れた土木構造物や公共的な空間の蓄積による文化的で豊かな公共性を有する社会の実現。





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Last updated  2025.12.02 08:00:06
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