東方見雲録

東方見雲録

2026.02.21
XML
カテゴリ: ランドスケープ



使用開始日    2012年4月23日
意匠図案説明   浅草を象徴する浅草寺の雷門。その浅草寺で毎年7月に催されているほおずき市のほおずき。隅田川周辺の新しいシンボルとしての東京スカイツリー。
開設場所     〒111-8799 東京都台東区西浅草1-1-1
引用サイト: こちら

ほおずき市

7月9日・10日、浅草寺境内を彩るほおずきの屋台は、浅草の夏の風物詩である。この両日は四万六千日の縁日であり、縁日にともなってほおずき市が催される。

平安時代頃より、観世音菩薩の縁日には毎月18日があてられてきたが、室町時代末期(16世紀半ば)頃から、「功徳日」といわれる縁日が設けられるようになった。功徳日とは、その日に参拝すると、100日、1,000日分などの功徳が得られるという特別な日を指す。功徳日は寺社によって異なるが、現在、浅草寺では月に1度、年に12回の功徳日を設けている。このうち7月10日は最大のもので、46,000日分の功徳があるとされることから、特に「四万六千日」と呼ばれる。この数の由来は諸説あり、米の一升が米粒46,000粒にあたり、一升と一生をかけたともいわれるが、定かではない。46,000日はおよそ126年に相当し、人の寿命の限界ともいえるため、「一生分の功徳が得られる縁日」である。
 四万六千日の縁日の参拝は江戸時代には定着し、われ先に参拝しようという気持ちから、前日9日から境内は参拝者で賑わうようになった。このため、9日、10日の両日が縁日とされ、現在に至る。
 四万六千日にともなうほおずき市の起源は、明和年間(1764〜72)とされる。四万六千日の縁日は浅草寺にならって他の寺社でも行なわれるようになり、芝の愛宕神社では四万六千日の縁日にほおずきの市が立った。「ほおずきの実を水で鵜呑み(丸飲み)すれば、大人は癪(なかなか治らない持病)を切り、子供は虫気(腹の中にいると考えられた虫による腹痛など)を去る」という民間信仰があり、ほおずきを求める人で賑わったそうである。その愛宕神社のほおずき市の影響を受け、四万六千日の大本である浅草寺にもほおずき市が立った。ちょうどお盆の季節でもあり、ほおずきを盆棚飾りに用いる方も多い。
 かつては、四万六千日の縁日に赤とうもろこしを売る屋台もあった。これは赤とうもろこしが落雷除けのお守りになる由の民間信仰により、文化年間(1804〜18)頃に境内で売られるようになったという。ところが明治初年(1868)頃、不作によって赤とうもろこしが出回らないことがあった。これに困ったご信徒が浅草寺に雷除けのお守りを求めた縁から、浅草寺では竹串に挟んだ三角形の守護札を授与するようになった。これが今も四万六千日に授与されている雷除札である。

引用サイト: こちら

関連日記:2023.07.04の日記 東京で開催されるほおずき市7か所   こちら

東京スカイツリー





建物の揺れを抑える新しい仕組み 心柱制振システム
地震や強風時の揺れに対し、いかに安心・安全な建物とするかさまざまに試みた結果、中央部に設けた鉄筋コンクリート造の円筒(=心柱)と外周部の鉄骨造の塔体を構造的に分離し、中央部の心柱上部を「重り」として機能させた、新しい制振システムを用いています。

原理としては「質量付加機構」という現代の制振技術を応用したもので、大地震時に40%程度の応答せん断力を低減することができます。一方、日本の伝統的な塔である「五重塔*」は、これまでに地震による倒壊例がなく、その秘密は、同じく建物中央の柱=心柱にあると推察されています。

この古人の知恵に深く敬意を表し、五重塔になぞらえて、「心柱制振」と名付けました。

※「五重塔」は日本独自の木造建築物です。台風や火事による倒壊はあるものの、地震による倒壊の記録は残っておらず、耐震性に優れた建物といわれています。高い耐震性の理由にはさまざまな説がありますが、中央部に建てた柱「心柱」が大きな役割を果たしていると考えられています。
引用サイト: こちら




日本古来の美意識が導いてくれた「形」と「色」
 先ほど、足元から頂部に向かって、三角形から円形に徐々に変わってゆくタワーのデザインが生まれたと紹介しました。いかにも合理的な結論がすぐに出たと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。どのような建築プロジェクトでも、私たちが設計を進める時、その建築は社会的存在となるため、常に「この形で良いのか?」という模索の中から出発しています。このプロジェクトでは、極めて大きな建築となるだけに、その社会的責任の大きさを鑑みると、これまでのプロジェクト以上の大きなプレッシャーがありました。当然ながら多くの案が検討されました。これ見よがしの造形であってはならない。しかし美しくなければならない。このような模索の中で、まるで深い霧中で見つけた遠くの灯台の光のように導いてくれたのが、日本古来の「そり・むくり」という美意識でした。 

 伊勢神宮の内宮・外宮の美しい茅葺屋根は、微かなふくらみを持っています。また京都迎賓館の屋根でも同様のふくらみを持たせています。これが「むくり」です。一方、伝統建築の寺院の屋根には「そり」が付けられています。日本刀でも両側に同時に現れる「そり・むくり」で美しい形が生み出されています。「そり・むくり」は日本に古来伝わっている美意識なのです。


・・・・
 色彩においても日本の美意識が反映されています。常盤色(ときわいろ)や萌黄色(もえぎいろ)など、日本には「伝統色」と呼ばれる繊細な色彩があります。東京スカイツリーが纏っている色は、最も薄い藍染の色である「藍白(あいじろ)」をベースにつくり出されたオリジナルカラーで、「スカイツリーホワイト」と名付けられています。

 東京スカイツリーの「形」と「色」を、日本古来の美意識に根差したものから導いて下さったのは、タワーデザイン・カラーデザイン監修者である、元東京芸術大学学長で名誉教授・顧問の澄川喜一先生でした。

 また、夜の東京スカイツリーを彩るライティングデザイン「粋」と「雅」にも、日本の伝統的な色彩感覚が現れています(照明コンサルタント:シリウスライティングオフィス)。江戸の心意気を示す「粋」では、隅田川の水をモチーフとした淡いブルーの光でタワーを貫くシャフトを照らし出しています。また日本の美意識を示す「雅」では、テーマカラーの江戸紫(えどむらさき)と共に金箔のようなきらめきのある光がバランス良く散りばめられ、優雅で気品ある姿が夜空を背景に浮かび上がっています。鉄骨の細かな編み籠のような構造体が、雅な衣に見立てられました。
引用サイト: こちら

こちら





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.02.21 00:00:12
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: