東方見雲録

東方見雲録

2026.02.21
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カテゴリ: 教育


特に女性は就職に加え「地域の 閉塞へいそく 感」を県外へ出る理由に挙げていることがわかった。

新潟県庁 調査は昨年11月、県内出身で県内か首都圏に住む18~39歳の男女計800人にインターネットで行った。 

「地元から離れたかった」とした首都圏在住者は、男女とも「親や周囲の干渉から逃れたかった」「楽しめる娯楽や施設が少なかった」「人と出会う機会が少なそうだった」を挙げた人がいずれも3割前後と比較的多かった。 

また、男女別で目立った転居理由は、女性が「周囲の干渉」(39%)や「多様な価値観が受け入れられなそうだった」(18・2%)、男性が「給与・年収が高い仕事が少なかった」(24・5%)や「キャリアアップの機会が少なそうだった」(28・6%)を挙げた。 

調査結果について、県男女平等・共同参画推進室は「若年層の意識が変化し、食事の準備など昔ながらの慣習に対する地域社会とのギャップが生まれ、転出行動につながっている」と分析している。 

県によると、県外への転出が転入を上回る「転出超過」は2024年、20~24歳の若年層が全体の7割超に達し、男女比は女性が57%を占めた。
引用サイト:こちら

関連日記:2024.01.10の日記 農耕共同社会の三層構造   こちら

こちら
関連日記:2024.05.23の日記 東京一極集中   こちら

関連サイト:「昭和型家族観」が生み出す世代間ギャップ   こちら

関連サイト:過干渉な親への対処法   こちら

追記 0227
地方の人口減少が止まらない。総務省が2026年2月3日に発表した人口移動報告によると、人口が流出する「転出超過」は40道府県に上った。独身研究家の荒川和久さんは「人口流出の防止策は逆効果でしかなく、むしろ若者のチャレンジを応援する姿勢が重要だ」という。
・・・・
出ていく若者側の視点に立てば、「絶対に出ていかせない。出ていくのは地元に対する裏切り行為だ」などという意地悪な自治体より、「がんばっていってらっしゃい。応援します」という自治体のほうが誇りに思えるでしょう。「うちの地元はいい所だよ」と広報の役割も果たしてくれるでしょう。

大都会の仕事でキャリアとネットワークを作った若者が、今度はそのスキルで地元に貢献しようと戻ってくる可能性だってあります。あわせて、都会で夢破れ、疲れた若者をあたたかく「おかえりなさい」と迎える制度設計があればなおよいでしょう。一度出た若者を裏切り者扱いしていたのではそんな未来は作れません。

残念ながら、地方の人口減少を止める魔法などありません。若者の転出だけではなく自然減もあるからです。東京含め日本全体が人口減少するのは必然です。だからこそ、定住だけに価値をおかず、転出転入という移動を前提にした社会の中で、「循環価値」を生み出す方向が求められます。

若者が町を出ることは裏切りでも悪でもない。別れではなく旅立ちです。戻るかどうかは本人の自由ですが、快く旅立ちを応援してくれたという思いや帰れる場所があるという安心は若者の人生のどこかで必ず意味を持つでしょう。

もちろん、こうした取り組みは自治体間や国と連携しながら進めていく必要がありますが、自治体間の人口の奪い合い視点から脱却し、どこの地方も若者の挑戦を応援するという循環構造を作り出すことが、結果として関係人口を増やすことになるはずです。


引用サイト:若者に故郷を捨てさせる「裏切り者」という呪いの正体   こちら





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Last updated  2026.02.27 12:21:22
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