東方見雲録

東方見雲録

2026.09.24
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カテゴリ: 宙(そら)学入門
この地球で繰り返された「氷期と間氷期」。いつわかったのか、なんと、コンピュータもない20世紀前半に、セルビアの学者が唱えた「驚きの仮説」
過去100万年間の地球軌道要素の変動。離心率、自転軸の傾き、歳差運動の周期的な変化が、北緯65度の夏の日射 量にどう反映されるかを示している。この日射変動が氷床の拡大・縮小をコントロールし、氷期と間氷期という地球規模のリズムを生み出す (『南極の氷から探る地球大変動』より〈Laske(r 2004)をもとに作成〉)
© 現代ビジネス



第一は、地球の公転軌道の形がどれくらい円に近いか、あるいは楕円に近いかを表す「離心率」である。離心率はおよそ10万年周期で変化し、軌道が楕円に近づくほど、太陽との距離が季節によって大きく変動するようになる。その結果、地球が受け取る太陽からの熱エネルギー(日射量)が変化する。

第二は、地球の自転軸の傾斜角で、これは約4万年周期で変化する。現在は約23.4だが、22.1度から24.5度の間を緩やかに変動しており、傾斜角が大きいほど季節の差が強くなり、夏はより暑く、冬はより寒くなる。

そして第三が、自転軸の向きそのものがコマのようにゆっくりと首振り運動をする歳差運動で、これはおよそ2万年周期で変動する。自転軸の向きが変わると、北半球の夏が太陽に近い側に来るか、遠い側に来るかが変わり、受け取る日射量も変化する。

これら三つの軌道要素の変化が重なることで、地球に届く日射量の変化は、地球全体で見ればごくわずかでも、緯度ごと、そして季節ごとに大きな違いを生む。

そして、氷期・間氷期の切り替わり、氷床形成においてとくに重要なのが、北半球の北緯65度付近の夏の日射量である。
引用サイト: こちら





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Last updated  2026.09.24 08:00:04
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