
ラスト明かされた事実に、「ええ!?!? そういうことかい!?」と思わず叫びそうになりました。
でも、お子様たちが遊んでいる公園のベンチで読んでいたので、ひっそりと心のなかで思っただけ。
人の先入観、思い込みを利用して、最後、あっと驚かせる仕掛けです。
でもなんだかなあ、まあ、ほんとに驚いたし、一気に読めたけど、
こういうので読者をだますミステリーってどうなんだろうな?と、少しわだかまりが残りました。
あと、ハードボイルド気取り(?)な「俺、俺」文章がちょっと苦手かな。
私は高尚なブンガクよりも、こういう先が気になってしょうがなくなって、
一気に読めるミステリーのほうが好きだったりします。
いままで読んだなかでラストが印象深かったといえば、これかな↓

これは、まさにタイトルどおり、ラストに慟哭しました。
な、な、なーーーんと! そういうことですか!?と。
まあ、途中で、けっこうつまらなくなるときがくるんですけどね(笑)、
それを乗り越えるとラスト、間違いなくびっくりします。
でも100%満足できるミステリーに出会ったことはないかも!
トリックの明かし方とかって難しいんだろうな、と思います。
やっぱりミステリーって海外ものに面白いものがたんまりあるんですよねー。
でも、私は翻訳文章がちょっと苦手なんですよ・・・。もう少し読みやすければいいのにな。
ちなみに、私はテレビドラマの2時間サスペンスが好き!(笑)
こちらでは土曜日のお昼に再放送をやっているのですが、お昼ご飯のラーメンをすすりながら、
「秋田なまはげ、きりたんぽ食べながら、お椀職人との許されぬ恋が生んだ悲劇」とか、
「京都嵐山、満開の紅葉の下で死体が眠る、保津川下りに秘められた謎」とか、 ※こんなの全部ウソ。センスないねえ。
観光地の名物をとにかく全部入れちまえ、みたいなヤケクソ的タイトルのサスペンスをダラダラ見ているのがなんともいえず幸せです。
ひそかな夢は、いつか女友達と出かけた温泉旅行先で事件が起こって、
刑事や地元の人と協力しながら犯人を追い詰めて、最後、がけっぷちで「あなただったのね」と
意外であり、でも不幸な運命を背負った犯人に涙を流すことです。
でも、本当にこんなことが起こったら、人間不信で立ち直れないでしょうが(笑)
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