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お姉さまへ
日々は移り往く車窓の景色の如し。人生という名の列車に乗ってしまったが最後、途中下車は赦されず、行き先も知らされぬまま終着駅へと目指す旅はさながらミステリーツアー。
今日もまた、めまぐるしく時は流れております。
それにつけても街は恐ろしいですわよねぇ。夏の名残の日差しは容赦なく照りつけるし、車の轟音は思わず耳を塞ぎたくなるほど。不思議なことに私以外の家族はだれもそんなこと気にも留めやしません。ですから私も、普段は何てこと無い顔して、しらを切ってやり過ごすことに決めています。ええ、なんとか、やっていてよ、私だって。
9月の初旬頃から、子供のお勉強のスケジュール管理、主人の視力矯正手術、家業の手伝い、飼い犬の歯が抜けてしまったり、など、人様からすれば露ほども無い出来事ですけれど、なんやかや重なりまして、私とうとう不眠症を患ってしまひました。いままでも、眠れない日々はあまたございましたが、2週間ほども続いたのは今回が初めて。さすがに不安を感じ、メンタルクリニックの扉を叩いたのでございます。物を買う店、旅先の宿泊地、お稽古事の施設、学校など、我が身を置く環境にはある程度の水準を求める私ですから、病院選びは慎重に執り行いました。只でさえ病気の上に、待合室の雰囲気が悪かったら、もう終わりですものね。その甲斐あって、訪れたクリニックは、モーツァルトが静かに流れる穏やかな空間。それだけで何か、緊張がほぐされていくような不思議な安心感に包まれます。
診察は、思ったより淡々と進められ、今までの生い立ちや、家族のことなど、ともすると就職面接?と錯覚してしまいそうな内容。案の定、病名などつけられるはずも無いほどの、軽い症状と言われました。
薬を出しときましょうか、といわれ、差し出された紙には、幾つかの睡眠薬の写真と効能書きが記され、「一番軽い薬ね」と指差されたのが「ハルシオン」でした。(おお!あの有名なハルシオンが処方されるのか!!)と不謹慎ながらもトキメク胸。ですが、薬局で処方されたお薬は、なぜかハルシオンではなくマイスリーというお薬でした。(ちょっとガッカリ)
その他、眠れない緊張を和らげるお薬として、精神安定剤のユーパンというお薬も頂きました。なんだか、アイドルアナみたいなネーミングです。
その後の私ですが、お医者さんに掛かった&薬が手元にある、ダブルの安心感を得た為か、一度もお薬を飲むことなく、安眠を頂くことができております。
私って、いつもこうなのよね。心配してたわりに、お医者様に掛かると大したことなくて、それで安心して、症状も無くなる。っていうパターン。
ですが、しかし、本当はもっと深刻にお医者さんに掛からなきゃならない人がいるはずです。ちょっとやばいかな?と思ったら手遅れになる前に、さっくりと心のお医者さんに一度掛かられることをお薦めいたしたい所存でございます。
悪女について November 30, 2007
だからどっちなのかはっきりおし!! August 1, 2007 コメント(4)