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2005.08.14
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 こんちわ、かもしだ(元 ヘラクレスの腰布)です。ひらひら、いやん。

 浦沢プルートゥの原作、史上最大のロボットを買ってきました。

 ビレッジバンガードからです。誰が店員さんか、わからんかったわい。

 古本屋で探してたんですが、やはり考えることはどなたも一緒で、鉄腕アトムのその巻だけがどこの古本屋でも売り切れてまして、今まで原作のオリジナル読めへんかったんです。

 いやあ、感想から言うと、「原作も浦沢版もすげえ」です。

 まじすげえです。手塚はやはり天才です。

 何で1964年にあんな物語を作れたんだろう。キューブリックがスカウトしにきたってこともあながち、ウソじゃないなあ。

 その原作に対し、伏線を張り巡らし、現代から予想されうるリアルなロボット像などを駆使して、超一級のドラマを作ろうとしている浦沢もすげえ。

 物語の要となる「プルートゥ」作ったダリウス14世は、原作当時はただの浪費癖のある追放された元王様という設定でしたが、浦沢版はどう見ても フセイン

 で、原作版では、世界一を目指したい元王様が、自分の代わりに世界一のロボットを作り、他の世界一になりそうなロボット7体を次々と壊していく命令をプルートゥに与え、それを忠実に守っていくというストーリーです。

 浦沢版は、その骨子に加え、大量破壊兵器に準ずる能力を持つロボットが世界のパワーバランスを持っており(今でいう核兵器とかそのへん)、かつてダリウス政権にその7体が戦いを挑んだ、という伏線が張られています。

 浦沢版で名前が出てきた「ゴジ博士」や「ボラー調査団」の意味も何となくわかってきました。

 ゲジヒトの胸の模様の意味も何となくわかってきました。

 ロボットの兵器化による世界の混乱を描いた手塚と、そのイメージを数倍に膨らましてリアリティを持ち込んだ浦沢の凄さに改めて感動しながら、原作と浦沢版を読み直しました。

ロボットによる初めての殺人の顛末 とロボットの狂気(言い換えればニンゲン化)をどこまで描けるかで浦沢版の評価が決まるような気がします。

 にしても、満足、満足。でもって、これからの展開も楽しみ、楽しみ。 





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最終更新日  2005.08.14 22:16:12
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