五坪の家庭菜園から

五坪の家庭菜園から

2008.01.19
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里子が草履の音をさせて入ってくると、この鉄鎖はキリキリと音をたててあたりの静寂を破った。
応対に出たのは、里子には初対面の慈念であった。
・・・・・・・・・・・

次の文章は京都に関連した文学作品の一節です。
「作者名」と「文学作品」を答えなさい。(5問 X 2点=10点)
と、上記一節は昨年の京都検定出題の1問。
おまけに、源氏物語について150字以上200字以内の文章で書きなさい。(10点)
この二つの出題で、京都検定!戦意喪失したのを思い出しました。


「水上勉」、「雁の寺」!ときすでに遅しでした。



瑞春院01



足利義満によって建てられた相国寺(しょうこくじ)の塔頭、瑞春院。
水上勉氏の小説「雁の寺」の舞台として知られてます。

水上勉氏は、福井の大工の子として生まれ、5人兄弟。
9歳のときにこの寺に小僧として修行に出されてます。
小説にもあるように修行が厳しかったんだと思います。
13歳でこの寺を出奔しています。
「雁の寺」は、この少年期の思い出をもとに書かれたものです。




瑞春院02







瑞春院03



昭和36年、「雁の寺」で直木賞を受賞されていてますが、翌年には映画化されてます。
当時は、私も慈念小僧さんと同じ中学生。
両親が一緒に観に連れて行ってくれるような映画でもなし、全く知らなかったです。


小説の由来となった雁の襖絵が方丈上官の間(雁の間)に残されてます。
水上氏が小僧当時!中へ入ることが許されない部屋だったとか。

映画化されるということでこの寺にやってきた水上氏、下官の間の孔雀の襖絵を雁と勘違いしてたらしい。
小説にも孔雀という言葉は出てきていません。
しかし、実際に上官の間に雁の襖絵があるのを見て、二度ビックリされたとか。



瑞春院04







瑞春院05









瑞春院06




北庭は、「雲泉庭」!池泉観賞式庭園となっていて、
表千家の不審庵を模して造られた茶室「久昌庵」がある。



瑞春院07







瑞春院08



書斎の花頭窓から見る柚木灯籠と檜の木立も趣きありますし、
茶室外待合の横にある水琴窟が奏でる澄んだ音色も耳に心地良し。

京都、文学散歩もいいもんです。

今回訪れたのは特別公開の日。
通常は非公開となっていますが、3月まで特別公開されてますし、
二人以上で前日予約すれば、いつでも拝観できるとか。
機会あれば、ぜひどうぞ。






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Last updated  2008.01.19 05:54:12
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Comments

かやねずみの家 @ Re:長岡天満宮から山崎へ(04/28) お変わりございませんか? どこかへ引っ越…
bunchann1943 @ 霧島ツツジ 写真のセンスが素人ばなれしています。九…
ゆうたんのばぁば@ Re:長岡天満宮から山崎へ(04/28) お久しぶりです。 パソコンが壊れてまし…
花水木@ Re:長岡天満宮から山崎へ(04/28) 丁度良い時期でしたね。 花の咲き頃に出…
さんちゃん7227 @ Re:長岡天満宮から山崎へ(04/28) ご無沙汰しています。 きれいなつつじで…

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