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2010.06.07
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 「私たちの再スタートだ」



 大きな拍手の中、壇上に立った菅新首相(党代表)は、力を込めて反転攻勢を誓った。出席者からは新執行部を批判するような発言も出ず、最後に「頑張ろう」を三唱すると、会場のあちこちから「よし」という力強い声が飛んだ。



 今回の参院比例選で改選を迎える藤末健三参院議員は総会後、「逆風が順風になった」と喜色満面で記者団に語った。若手衆院議員の一人も「ここまでV字回復をするとは思わなかった」と手放しで喜んでみせた。



 実際、報道各社の世論調査で菅氏への期待は高い。鳩山内閣の支持率が2割を切っていた状況からすれば、「菅効果」は明らかだ。



 財務相昇格が内定した野田佳彦財務副大臣は7日朝、地元・千葉県のJR津田沼駅前でいつものビラ配りをしていた際、一人の女性に「空気が変わったわよね。頑張って」と声をかけられた。1週間前は「しっかりしろ」という厳しい声がほとんどだったという。野田氏は「もう一回チャンスをいただいたと思うので、応えていかないといけない」と表情を引き締めた。



 「菅さんは市民運動家出身で、世襲の国会議員ではない。『何かしてくれる』という期待感がある」



 連立を組む国民新党の下地幹郎国会対策委員長もこう語る。



 ただ、菅氏が目指す「挙党態勢」には不安材料も残っている。小沢一郎・前幹事長はこの日の総会を欠席した。小沢氏の側近、松木謙公衆院議員も記者団に、「支持をいただいたんだから、早めに(参院選を)やるべきだ」と語り、今国会の会期を延長し、参院選日程も先送りしようとする新執行部をけん制した。





※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または読売新聞に帰属します。







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最終更新日  2010.06.08 02:26:21
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