
この時期、「やる気が出ないなあ」とか「疲れが抜けない」と感じている人もいるのでは。五月病? そんなやる気の出ない時にも論理思考が使えます。ますます疲れそう? そうでもないので読んでみてください。
まず、いわゆる「五月病」、医学的にそういう名称があるのかと調べてみたら、そうではないのですね。医学的には「適応障害」とされ、学校や職場などでの新生活に入っていくのが一段落した頃、疲れが出たり、うまく適応できないストレスが原因で症状が出るようです。症状的にも様々で「やる気が出ない」などの精神的なもののほか、朝起きられない、食欲がないといった身体面もあり、頭痛や不眠などかなりつらいものもあります。そういうケースは医者に見てもらった方がよさそうです。
でも自分の場合はそんなに環境が変わったわけじゃないし、5月に限らずやる気の出ないことはある。五月病なんて言われるからそんな気になっているだけかもしれない。そう思った人がいたら、それはそれでロジカル。しかし一方で、やはりやる気が出ない現実があるとしたら、ただ「頑張る」のではなく考えてみるのも役に立つと思います。
現実に五月病と言われる「やる気が出ない」状態には、大きく分けて3つあると思います。
・新しいことで頑張り過ぎて疲れがたまってしまった
・期待と現実のギャップが大きく、失望してしまった
・GWの「お休み状態」が心地よすぎてなかなか再起動できない
3番目はGWに休めた人なら誰でも起きると思いますが、ほかの2つも実は、進学や入社、転勤など大きな変化がなくともこの時期、多くの人に起こりやすいことだと思います。
1番目の頑張り過ぎた疲れに対処するには、やはり休むのが一番でしょう。そう言ってしまったら論理思考なんて必要ないと思うかもしれませんが、実はここで重要な
・正しく現状認識すること
・無理や無駄をせずにしかるべき対処をすること
において論理思考は役立つと思います。まず、頑張り過ぎたのかサボリ心が出ているだけなのかは意外と判断が難しいもの。あなたならどうやって判断しますか?「医者じゃないから分からない」と言いたくなるかもしれませんが、自分の精神状態はやはり自分で判断できた方がいい。要は さぼりたいだけの時と休みが必要な時で違いが出ることを考えてみる わけです。何か具体的に思いつきますか?
例えば 普段はさほど苦にならないことが苦痛なら、休みが必要 だと考えた方がよさそう。僕の場合だと、車の運転は普段あまり苦にならないので、車の運転がしんどいと感じたら危険信号です。ほかに普段しないような忘れ物をするとか、目覚ましが鳴っても気がつかなかったといったことも、単にさぼりたいわけではないサインでしょう。
では、「無理や無駄をせずしかるべき対処をする」とはどういうことでしょう? これは「でも休んではいられない」と無理をしないということ。どうせろくに進まないなら少し休んだ方が結果的にはプラスです。また「どうして自分はこんなに不器用なんだろう」とか「みんなにきっと役立たずだと思われているなあ」などと 考えても仕方のないことを考えない 。ただ休んでいてはつい悲観的になるなら、 前に進むためにどうしたらよいか だけ考えます。
ところで前述のようにここでの話は大きな変化に直面した人だけのことではありません。例えば4月から新しい勉強など始めた人。僕がやっている SCHOOL OF 未来図 の受講生でも、4月など期の始めはみなさんかなり頑張る傾向があります。でも、頑張り過ぎはやはり長続きせず、5月くらいに反動がきます。
そこで自己嫌悪に陥ったりせず、冷静に状況を判断して無理なく続ける工夫をする人はいい感じで続けられます。一方、根性だけでがんばってしまう人は吸収率が下がってしまうため、頑張りの割には進歩が少ないと感じてしまい、やる気の維持がますます難しくなりかねません。
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