
死海はヨルダン、イスラエル、同国占領下のヨルダン川西岸に面する。海抜マイナス約420メートルの「世界最低」の場所にあり、高い塩分濃度による浮遊体験で知られる。近年は水位の低下が著しく、環境保全の必要性が指摘されている。
ロイター通信によると、ヨルダンとイスラエルは死海を後押しする準備を整えたが、自治政府は西岸にあるユダヤ人入植地の団体がイスラエル側の支援体制に加わっていると反発。「入植地は国際法違反」として、連携を拒んでいる。
11年に決定する2回目の「七不思議」には、死海を含め261カ所が名乗りを上げており、7月21日に最終候補地21カ所が絞り込まれる。死海は「湖・河川・滝」グループの第7位につけているが、パレスチナ側が方針を転換しない限り、候補地リストから除外される。
◇「新・世界の七不思議」とは…
古代の「世界の七不思議」にならい、自然や文化遺産の保護を訴えようとスイスの民間団体が企画。07年に第1回発表があり、万里の長城(中国)、ター ジ・マハル(インド)、マチュ・ピチュ(ペルー)など7カ所が選ばれた。日本から唯一最終候補に残っていた清水寺(京都市)は選ばれなかった。
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