夏を前に、各メーカーからパソコンの新製品が続々と登場してきた。ボーナスを見込んで、今からパソコンの買い替えを検討している人もいるだろう。
高い買い物であるだけに、あれこれ悩むことも多いはずだ。いくつかの製品に目星を付けて比較しようとカタログを開いてみると、情報がビッシリ。スペック 表には、CPU、メモリー、ハードディスク、光学ドライブなど、細かい数字や名称が並んでいる。結局どれがいいのか、自分に必要な性能はどの程度なのか分 からない……。
そんな人のために、パソコンのスペック表でチェックすべき項目と、その基本的な見方、最近のパソコンのトレンドを紹介。パソコンの購入をサポートするのがこの特集の第一の目的だ。
「パソコンのスペックの見方なんてとっくに知っている」という人や、今すぐパソコンを買う予定のない人にも読んでいただきたい。「最新製品ではここまで進んでいるのか」「そもそもこの用語はそういう意味だったのか」と気付くことがあるはずだ。
パソコンを購入するとき、「前のパソコンと同じことができればいい」という条件で選ぼうとすると、量販店に並んでいるほとんどのパソコンがその条件を満たしているということもある。これでは、どれを選んでいいか分からない。
そこで、まず考えるべきなのは「新しいパソコンで何がしたいか」だ。それによって、注目すべきポイントは変わる。
これらはいずれも地上デジタル放送(地デジ)などのハイビジョン映像を楽しむことが前提になっている。ハイビジョン映像は高画質だが、その分データ容量 が大きい。これを録画して光ディスクに残そうとする場合、DVDよりもはるかに保存容量が大きいBDが最適。BDに書き込めるBD-REドライブは必須と なる。そして、BDに保存した映像を画質を落とさず見るには、フルHD液晶が必要なのだ。
一方、「AV機能にはこだわらない。従来のパソコンでウイルス対策ソフトが動き始めると動作がすごく重くなるのを何とかしたい」という人はCPU やメモリーなどの性能を重視するべきだろう。Core 2 Quad、Core 2 Duo、Athlon X2など、複数のコアを内蔵したマルチコアCPUと大容量のメモリーを搭載した製品は、複数のアプリケーションを同時に立ち上げても動作が重くなりにく い。
このほか、「軽量かつ高性能なモバイルノートが欲しい」という人ならば、最新のSSD(Solid State Drive)を搭載した製品が、「自分で撮影した動画や静止画を編集してみたい」という人ならば、専用の編集ソフトをプリインストールした製品が要求に マッチするはずだ。
次項からは、主要なスペックを10項目取り上げ、順に解説していく。自分が気になる点を中心に、実際のカタログと見比べつつ、製品を選んでほしい。
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