
日本人初のMVPに選ばれトロフィーを掲げるヤンキースの松井秀
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜は4日(日本時間5日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでフィリーズとのワールドシリーズ(7回戦制)第6戦に「5番・ DH」で先発出場し、先制2ランを含む3安打6打点の大活躍で、チームをワールドチャンピオンへと導き、ワールドシリーズMVPを獲得した。ヤンキースは 7-3でフィリーズを下し、対戦成績4勝2敗で9年ぶり27度目の優勝を飾った。
4試合ぶりにスタメン復帰を果たした松井は、2回無死一塁で迎えた第1打席、第2戦で決勝アーチを放ったフィリーズ先発マルティネスのストレートをとら え、ライトスタンド2階席へ今シリーズ3本目となる先制2ランを放った。3回2死満塁の第2打席ではセンター前に2点タイムリー、5回1死一、二塁の第3 打席でも右中間フェンス直撃の2点タイムリー二塁打を放ち、3打席連続の2打点。1試合6打点は1960年のボビー・リチャードソン(ヤンキース)に並ぶ ワールドシリーズタイ記録となった。新記録が期待された第4打席は空振り三振に倒れるも、この日は4打数3安打6打点と大爆発。6年ぶり2度目の挑戦で初 となるワールドチャンピオンの栄冠を自らのバットで勝ち取った。またこの日の活躍もあり、今シリーズは13打数8安打で打率6割1分5厘、3本塁打、8打 点の好成績を残し、日本人選手初のワールドシリーズMVPに輝いた。
試合はヤンキースが松井の活躍で5回までに7-1とリードを奪った。投げては中3日で先発のベテラン左腕ペティットが、6回にハワードに2ランを浴びる も、5回2/3を3失点に抑えた。その後はチェンバレン、マルテとつなぎ、8回途中からは守護神リベラが登板し、フィリーズ打線に得点を許さず。投打が がっちりかみ合ったヤンキースが2000年以来、9年ぶり27度目のワールドシリーズ制覇を達成した。
一方のフィリーズは、先発マルティネスがまたしても松井のバットに泣いた。4回4失点で降板すると、2番手ダービンも3失点と踏ん張れず。6回に今シ リーズ不振にあえいでいた主砲ハワードの1号2ランで反撃ののろしを上げるも、7回以降はヤンキース救援陣の前に無得点に封じられ、連覇の夢がついえた。
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