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| 米連邦捜査局(FBI)が公開した注意喚起 |
米連邦捜査局(FBI)は2009年12月11日、「偽ソフト(詐欺的なソフト)」を使ったネット詐欺の被害が相次いでいるとして注意を呼びかけた。被害額は1億5000万ドル(1ドル=90円で計算すると135億円)以上になるという。
ここでの偽ソフトとは、大した機能を持たないにもかかわらず、セキュリティ対策などの機能を備えているとかたられて配布されるソフトのこと。インストー ルすると、パソコンに問題がないにもかかわらず、「ウイルスが見つかった」などと偽の警告を表示。問題を解消したければ、有料版を購入する必要があるとし て販売サイトにユーザーを誘導する。
偽ソフトの配布サイトや販売サイトに誘導する手口はさまざま。検索サイトの検索結果から誘導する手口や、迷惑メール中のリンクから誘導する手口などがある。
今回、FBIが特に注意を呼びかけているのは、ポップアップを使った手口。ユーザーがネットサーフィンをしていると、ウイルス感染を警告するポッ プアップが表示される。ポップアップには「ウイルスを駆除しますか」などと記載されていて、それに対してユーザーが「OK」ボタンを押すと、偽ソフトの配 布サイトや販売サイトに誘導される。
表示されるポップアップ警告は、Webページに仕掛けられたわな。わなを仕掛けるのは、攻撃者(詐欺師)自身の場合もあるが、多くは、攻撃者のア フィリエイトプログラムに参加している一般ユーザー。攻撃者は、偽ソフト配布サイトに誘導するアフィリエイトプログラムを立ち上げ、偽警告のポップアップ を表示してくれる一般ユーザー(Webページやブログの管理者)を募集する。
ポップアップによって誘導したユーザーが“首尾良く”偽ソフトをインストールした場合には、そのポップアップを表示したWebページの管理者に対して報酬を支払う。
FBIによれば、この場合に表示されるポップアップには細工が施されているため、「close(閉じる)」ボタンや、右上の「×」ボタンを押して も、閉じることができないという。このため、そういったポップアップが表示されたら、Webブラウザーを終了させるか、パソコンをシャットダウン(再起 動)するよう勧めている。
加えて、ウイルスと同様の“機能”を備える偽ソフトもあるとして注意を呼びかけている。インストールするとパソコンを乗っ取って、保存されている 個人情報を盗んだり、迷惑メールなどの踏み台に悪用したりする。ほかのウイルスをダウンロードして感染させる場合もあるという。
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