2打席連続安打のあとの第3打席で二塁打を放った松井
エンゼルスの松井秀喜外野手(35)が7日、ツインズ戦に3日連続の「4番DH」で先発出場し、右中間二塁打を含む4打数3安打の 固め打ちで気を吐いた。8日(同9日)には悲願の左翼手守備に1年10カ月ぶりに復帰することも決定。奮闘むなしくチームは2-4で連敗となったが、赤ゴ ジラのバットは新天地で快調に火を噴いている。
2回先頭の1打席目からスイングは鋭かった。ツインズ先発右腕パバーノは、ヤンキース時代の同僚。初球の直球が真ん中低めに 来ると、逃さずフルスイング。痛烈な打球が一、二塁間を真っ二つに割った。
3回2死一塁からの第2打席には技ありの一打をみせた。カウント2-1と追い込まれながら、外角低めに落ちる難しい変化球に バットを伸ばした。打球は中前へ抜け、2打席連続安打。
昨季ポストシーズンに豪打を連発したころから松井が得意にしているのが、この外角の変化球打ち。渡米直後はゴロを打たされ、 何年も悩まされ続けてきたコースが、今季は得意の球になっている。6回1死の第3打席はその外角低めに来たチェンジアップを豪快に右中間へ。もう少しで本 塁打というフェンス直撃の二塁打となった。
チームは再三の好機を得点につなげられず、残塁の山を築き、2点止まりで惜敗。松井も4打席目は三飛で凡退し、勝利に結びつ かない3安打だったが、新本拠地のファンには大きな期待感をもたらす打撃だった。
さらに、何よりの朗報となったのは、この日試合前に、ソーシア監督が、8日の同シリーズ4試合目に松井を左翼手として先発さ せることを名言したこと。2008年6月15日以来の守備出場となる。
松井は「うれしい。あとはちゃんと守れるか。守るからには責任がありますから」と声も弾む。ソーシア監督は「スタミナ面で気 を使う必要はあるが、彼が大丈夫というなら途中交代させる理由はない」とフル出場させる予定だ。
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