NEC と 富士通 から3D立体視機能に対応したデスク トップパソコンが登場した。NECは売れ筋シリーズの中で上位に位置する「VALUESTAR N VN790/BS」。富士通は新ブランドの「ESPRIMO FH550/3AM」だ。いずれも20型液晶搭載の一体型デスクトップパソコンである。
3D立体視機能とは、パソコンに映し出された3D映像を専用の3D眼鏡を用いることで映像が立体的に見えるというもの。右目と左目に違う映像を見せて脳 内で錯覚を起こさせる「視差」を利用したものだ(下図)。その方式にはいくつかの種類があるが、両社が今回採用したのは共に「偏光方式(円偏光フィルター 方式)」。画面の走査線1ラインおきに左右の目に合わせた視差映像を再生し、これを専用の偏光眼鏡を介して見ることで立体視が可能になる。映画館などでも 採用されている比較的ポピュラーな方式である。
ほかに、電子シャッター付き眼鏡を使う「アクティブシャッター方式」もあり、こちらは本誌5月10日号20ページで紹介した台湾アスーステック・コン ピューターのノートパソコン「G51Jx 3D」が採用している。この方式に比べると、今回の2モデルが採用する偏光方式は、高価な装備がいらず、眼鏡自体が軽いといった長所がある。一方で、立体 的に見える範囲が狭いという特性があり、画面正面の適切な位置から見ないと立体的に見えないという短所もある。
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