premier's  Diary

premier's Diary

2010.07.31
XML
カテゴリ: パソコン講座

【作成編】 自分なりのルールで作成、記号で強化

 前章までに書いたように、安易なパスワードは簡単に破られる。パスワードを設定していない場合や、ユーザーIDやメールアドレスと同じ文字列をパスワードにしている場合は論外。「破ってください」と言っているようなものだ。今すぐ変更してほしい。

 辞書にある単語や簡単な文字列を使っている場合も、ツールを使えば、短時間で破ることができる。そうしたパスワードを設定している場合には、いつ破られても不思議はない。できるだけ早急に、強いパスワードに変更する必要がある。

 強いパスワードの作成方法としてお勧めなのが、自分が覚えていられる文章や文字列をベースに、自分なりのルールで作成すること(図1)。これなら、最終的にできあがった文字列は一見ランダムでも、覚えていられる可能性が高い。

【「忘れない文章」を「強いパスワード」に変換】
図1 自分が覚えていられる文章/文字列から、自分なりのルールでパスワードを生成すれば忘れにくい。記号を加えるなどして、できるだけ複雑にすることがポイントだ

 まずは、自分が覚えていられる文章や文字列を考える。自分が好きな歌や古典の一節でもよいし、小説や映画などの登場人物名を並べたものでもよい。

 文章や文字列を考えたら、そこからアルファベットなどの文字を抽出して、一見無意味な文字列に変換した後、記号や数字の挿入あるいは置き換えで強化する。文字列の追加や繰り返しも効果がある。以下、具体的な手順を紹介しよう。


パスワードのもとを作る

 最初にやるべきことは、「パスワードのもと」となる文字列を作ること。自分が覚えていられる文章を思い浮かべたら、それからアルファベットの文字列を生成する。日本語の文章をベースにする場合には、まずはローマ字に変換してから、文字を抽出する。

 抽出する方法はいろいろある(図2)。例えば、子音だけを抽出する方法や、1文字おきに抽出する方法が考えられる。複数の単語や文節がある場合には、それらの最初の文字だけを並べてもよい。ローマ字列の前後を逆にして並べても、一見無意味な文字列を作れる。

【独自のルールで文字を抽出】
図2 意味のある文字列から、特定のルールで文字を抽出して並べることで、一見無意味な「パスワードのもと」を作れる

 具体的には、思い浮かべた文字列が、枕草子の「春はあけぼの」だったら、「Hrhkbn」「HrhAeoo」といった文字列が考えられる。他人にはランダムに見える文字列でも、作った本人なら、容易に“再生成”できるだろう。

 「パスワードのもと」ができたら、それを強化して「パスワード」に仕立て上げる。強化する方法はいろいろあるが、必ずやってほしいのが、記号の追加・挿入だ。元の文字列が単純でも、記号を入れるだけで、辞書にはない文字列になるとともに、総当たり攻撃にも強くなる。

前章 で紹介した「ありがちなパスワード」。いずれも、破られるまでの推定時間は0秒。弱いパスワードの代表例だ。

【記号を入れるだけで強くなる】
図3 「0秒」で破られると判定された「ありがちなパスワード」に記号を追加して、認術修業で検証した結果例。辞書にない文字列になり、総当たり攻撃にも強くなるので、破られるまでの時間が大幅に長くなった






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.07.31 05:06:22コメント(0) | コメントを書く
[パソコン講座] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

popboy

popboy

カレンダー

コメント新着

共有しましょう@ Re:NTTドコモ、11/10 XperiaのAndroid 2.1アップデート(11/05) Androidアップデートにした後のデータ復元…
たべようか@ Re:Android 3はホログラムUIを採用、近未来的(01/08) Androidデータ復元ソフト: http://www.co…
いげう@ Re:iPadとiPad mini (04/26) 詳しく教えてくれてありがとうございます…
週末ですね@ Re:iPhone 5とiPhone 5S・iPhone 5C 相違点は(08/13) 詳しく教えてくれてありがとうございます…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: