Eメールを使い始めて10数年。膨大なメールがパソコンに溜まっている。これはもう、かけがえのない人生の記録、財産だ。
この大切なデータを、「アウトルック・エクスプレス」(OE)で管理している人も多いだろう。OEはウィンドウズ標準だったこともあり、最も気軽に使えるメールソフトとして広く使われてきた。
だがそろそろ、OEを卒業してもいい時期だ(図1、図2)。
なぜなら、OEでは致命的な限界があり、受信トレイが2GBに達すると管理しきれないのだ。この2GBという数字は決して大きいものではない。仕事でヘビーに使っていたら2~3年で軽く超えてしまう。
これまで数年~10数年もの間に送受信した膨大なメールが、ある日突然見えなくなってしまう─。そんな事態が明日にも起こるかもしれない。
さらに、OEは、検索が遅い、迷惑メール対策機能がないなど、機能面でも時代遅れになっている。開発元のマイクロソフトは、OEの更新を既に停止しており、「ウィンドウズ・ライブ・メール」という次世代のソフトに注力している。
OEからは急ぎ卒業しなければならない。それには3つの選択肢がある(図3)。
1つは、新しいメールソフトに乗り換えること。今、移行先として1番にお薦めできるのが「ライブ・メール」だ。メールボックスの制限がなく、検索も速く、迷惑メール対策もあるなど、機能面で不足はない。
2つ目の方法は、ウェブメールへの移行だ。グーグルの「Gメール」なら、メールボックスの容量が7GB以上と十分で、検索も超高速、迷惑メール対策機能も強力と申し分ない。さらにOEのメールを移行可能で、メールアドレスも継続して利用できる。
いずれの方法も面倒と感じるなら、第三の方法「OEの延命」でしのごう。運用を工夫すれば、何とか使い続けることも可能だ。
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