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いやーお久しぶりです。まだ生きてます。しばらく何をやってたかというと、新しいブログに引っ越そうと急に思いたって、あれこれやってました。で、一応新ブログ始めました。こちらです。 ↓「イタリア料理ほんやく三昧」イタリア料理の話オンリーです。ここよりちょっと専門的な内容なんですが、バージョンアップさせていくぞー!と張り切ってます。楽天ブログでの3年間、楽しかったなあ。遊びに来てくれたみんな、ありがとねー!次のイタリア旅行まで、ここはお休み。いつのことになるか見当もつかないけど、またお目にかかる日が楽しみですよん。では、ちゃおちゃお~!
Mar 1, 2008
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ロバに癒される話を書いたばかりでなんだけど、ちょっと気になってる馬肉のパスタがあるんですよー。許して、ロバくん。ごめんね、ディープインパクト。それはね、ブラチョーレのオレッキエッテ。こんな料理。イタリアのかかと、プーリアの名物料理。オレッキエッテは、ご存知、小さな丸いパスタ。 プーリアのパスタと言ったらこれですよねー。バーリのおばちゃんたちは、家の前の路上でオレッキエッテとかカヴァテッリを作って、そのまま天日で乾かすんだって。ちょっと古い写真だけど、みんなでオレッキエッテ作り、してます。今でも見られる光景らしいよ。そしてブラチョーレは、薄切りの肉や魚に具をのせて巻いて、煮たり焼いたりしたもの。こんな料理。牛肉のごぼう巻き(ごぼうの牛肉巻き?) も、南イタリア風に言えば、立派なブラチョーレ。このブラチョーレ、私が知る限り、パスタのソースとしては最大級なんですよ。このデカイしろものを、小さなオレッキエッテと一緒に、いったいどうやって食べるのか、すごーく興味あり。ドイツを思い出すなあ。スープに入ったソーセージの食べ方が分からなくて、追い詰められた末に、スープの中にナイフとフォークを入れるという超赤面な行動をとってしまったっけ。まあこの料理は、普通にナイフで切って食べればいいんだろうけど、パスタにナイフっていうのは、普通はないもんね。オレッキエッテと言えば、菜花のソースのチーメ・ディ・ラーパのオレッキエッテが有名だけど、このブラチョーレのオレッキエッテは、肉を使ってるだけあって、もっと特別な時に食べるご馳走なんだって。オレッキエットとブラチョーレ祭りってのもある! ↑これは、2006年9月にブリンディジで開催された「第一回オレッキエッテとブラチョーレ祭り」のポスター。 ↑そしてこれは、2005年9月2日に、ノーチという町のレストラン組合が行ったイベントのポスター。去年、町の守護聖人の祝日に、町中のレストランで、オレッキエッテとブラチョーレを出したんだって。オレッキエッテと一緒に食べるブラチョーレは、馬肉とか、ロバの肉とか、牛肉や子牛肉で作ります。意外と簡単そうなので、自分でもできるかも。じゃ、作り方は、次回~。
Dec 7, 2006
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牛の次は、ロバの話。イタリア人はロバを食べるらしいですねえ。でも安心して。今日は食べる話じゃないから^^今回は、今イタリアで流行ってるらしい、ロバと一緒のトレッキングの話~♪ロバと一緒のトレッキングって、ロバに乗るんじゃなくて、ロバに荷物を持ってもらって山歩きをするんだって。確かに、ロバに乗っちゃったらトレッキングとは言わないか。実は私、トレッキングなるものを一度もやったことなーい。だけど、ロバたちがすんごく可愛いんですよ、これが。だもんで、ロバと一緒ならやってみたーい!ロバと一緒のトレッキングは、こんな感じ。なんでも、フランスやスイスあたりで始まったらしいんだけど、エコブームに乗ってイタリアでも大当たり。それに、ロバには癒しパワーがあるようで、アニマルセラピーの要素も大。今じゃあちこちで、ロバと一緒のトレッキングツアーやってます。みんな、ロバに癒されてます。笑ってるー。子供も、大人も癒されてる。働いてます。ロバのパリオ(レース)。この無防備な顔。ロバは荷物をたっぷり運んでくれるので、テントで何日も泊まりながら山歩きをすることが可能。だから、ロバと一緒のトレッキングは長旅が主流のよう。ちなみにロバは、強制されて働くんじゃなくて、飼い主への愛情と、やってることの楽しさから働くんだって。60キロや70キロは、平気で背負えるんだとか。ロバと一緒にトレッキングをやってみたいけど、ロバを飼ってない?ご心配なく。レンタルロバ、いますから。たとえばこちら。シチリアのラゾマーロ・トレッキングでは、ピッパにエスメラルダにジューリアが、皆様のお越しをお待ちしてますよん。レンタル料は、施設内で乗るだけだったら15分5.16ユーロ(約800円)。半日の場合は、ガイド料別で25.82ユーロ(約4,000円)。意外とお手軽。ツアーはあちこちでやってます。日本でもやってるとこあるかなあ。
Dec 5, 2006
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ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナの続き~。ステーキなんて滅多に食べないんで全然気がつかなかったけど、BSE問題以来、背骨つきのTボーンステーキは、いばらの道を歩んでたんですねえ。例のアメリカ産牛肉が「危険部位混入」で輸入再禁止になった時も、「混入」してたのは、背骨だったし。Tボーンステーキから骨を取ったら、ただのステーキ。く~、かわいそう~。でも、EUでは、24か月齢より若い牛のTボーンステーキを、2006年1月1日に解禁。EUのBSE対策を信じる人は、トスカーナに行ったら、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナを食べてみそ。ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナは、指2本分の厚みのTボーンステーキ。重さは1~1.2kg(!)あるから、前菜やパスタを食べ過ぎないようにね。それと、せっかく本場で食べるんなら、やっぱり、キアーナ牛ことキアニーナのビステッカ(詳しくは前の日記に)を。毎年、キアニーナの品評会が行われてるんだけど、こちらのサイトで、今年の品評会の模様を見ることができます。なんと動画もありますよー。しかもフレディー・マーキュリーが歌う荘厳なBGMつき。「キアニーナを買ってみたいけど、いったいどうやって見分ければいいの?」というそこのあなた。イタリアの肉屋さんで肉の塊りを見る機会があったら、こんなマークがついてるか、探してみてちょ。 左はEUが認定するIGP(地域表示保証製品)のマーク。右はイタリアの国産ブランド牛組合のマーク。キアニーナは、「ヴィテッローネ・ビアンコ・デル・アッペンニーノ・チェントラーレ」という名前の、EU公認のブランド牛。この牛は、キアニーナだけじゃなくて、マルケとかロマーニャとか、近隣の州の牛も含まれてます。そこで、ブランド牛組合のマークの下に産地を表示して、どこの牛か分かるようにしています。キアニーナの場合は、「CHIANINA」って表示。もちろん、Tボーンステーキだけじゃなくて、いろんな部位を売ってます。キアニーナは、トスカーナだけでなくイタリア中に流通してるので、トスカーナ料理の店とか高級レストランでは遭遇する確立大。おいしい店があったら教えて~!
Dec 3, 2006
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そう言えばイタリアでは、新ワイン、ノヴェッロが解禁になった頃ですねー。確か11月6日でしたっけ。 新ワインと言えば、この時期に欠かせないピエモンテ料理があったなあ。バーニャ・カウダ。前にも書いたことあるけど、ノヴェッロが解禁になると思い出す料理。レシピは2005.8.16のブログ(こちら)に書いてます。バーニャ・カウダは農家の料理なんだって。中世の後期に、ピエモンテのワイン農家で、新ワインの樽を開ける時とか、一年の農作業が終わった時とかに、みんなで集まってわいわい賑やかに食べていたのがルーツだとか。スティック状に切った生野菜を、にんにく 、アンチョビー 、オリーブオイル を温めたソース、バーニャ・カウダに浸して食べる、というこの料理。一見、あり合わせの食材でちゃちゃっとできちゃいそう。ところが、歴史的に見ると、なかなか贅沢な料理なんですねー。なにしろ、これはピエモンテの料理。それなのに、アンチョビーとオリーブオイル。アンチョビーもオリーブオイルも、まぎれもなく地中海の食材。ところが、ピエモンテには海がない!ピエモンテはここ。オリーブオイルはイタリア中で作られているけど、ヴァッレ・ダオスタやピエモンテは例外。ピエモンテ産のオリーブオイルもないわけじゃないけど、数が少なくてすごく貴重。だから、バーニャ・カウダには、南隣のリグーリア産のオリーブオイルを使うんだって。当然、安くはない。塩漬けアンチョビーは保存食だから、昔から北イタリアでも流通してたみたい。富山の薬売りみたいに、アンチョビーの行商人がいっぱいいる村が、ピエモンテにもあったんだって。ちなみに、現代のピエモンテのシェフには、スペイン産のアンチョビーが人気のよう。というわけで、バーニャ・カウダって、ピエモンテの料理なのにピエモンテ産の食材はにんにくだけという、隠れた所で贅沢してるソースだったんですねー。唯一の地元の食材、にんにくは、昔からたーっぷりあったんだって。そのせいなのか、バーニャ・カウダはにんにくをどーんと入れるのが特徴。原則は、アンチョビーとにんにくは同量ずつ。この小さなアンチョビー1缶56g の場合、にんにく小1玉 ぐらい。ちなみに、イタリア・スローフード協会からピエモンテのベスト・オステリーアの1軒にも選ばれているデル・ベルボ・ダ・バルドンという店では、1人前につき、にんにく1玉と塩漬けアンチョビー100g使います。1人分だよー!にんにくは、一応牛乳でゆでてから使ってるみたいだけど、強力そう~。さ~て、バーニャ・カウダができたら、野菜も用意しなきゃね。じゃ、次はバーニャ・カウダの野菜の話~。Del Belbo da Bardon:via Valle Asinari 25, San Marzano Oliveto(AT), tel/0141.831340水・木曜定休、12月20日~1月12日/8月20~30日は休業、主要クレジットカード可、できれば予約をチーズの団体からおいしいチーズを出す店の1つにも選ばれている
Nov 10, 2006
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ボローニャの話、続いてます。ボローニャと言えば、食の都。やっぱり、食べ物の話をしなくちゃねえ。ボローニャで食べてみたいものは?スパゲッティ・ボロネーゼ?。つまり、ミートソースのスパゲッティ?あれーっ、でもこの料理、よーく考えると、完璧なボローニャ料理ではない!その理由は、「スパゲッティ」。スパゲッティは、大雑把に言えば、中部や南イタリアのパスタじゃないですかあ。ボローニャでスパゲッティを食べるっていうのは、ある意味、関西で濃いつゆのそばを食べるみたいなもん。別に食べてもいいけど、ちょっと違うって言うか、おのぼりさんまるだしって言うか・・・。じゃあ、ボローニャでは、どんなパスタを食べるのがしっくりくるのか。それはずばり、手打ち麺!ボローニャは、手打ち麺の本場なんですねー。だから、ボローニャに行ったら、乾麺のスパゲッティじゃなくて、手打ちの生パスタを食べないとね。たとえば、タリアテッレとか。 ↓ボローニャの代表的なパスタは・・・●鶏のスープでゆでたトルテッリーニ・イン・ブロード●ラグーをかけたタリアテッレ●オーブンで焼いたラザーニャ・ヴェルデあたり。どれも、たっぷり手間がかかる上級編の料理だなあ。イタリアでは、パスタ打ち専門の職人さんのことを、スフォッリーナ、と呼びます。日本では、麺打ち職人というとおやじさんのイメージだけど、イタリアではみんな女性で、たいていは、たくましい腕をしたおばさんたち。そしてその代表格が、ボローニャのスフォッリーナ。こちらは、ボローニャの惣菜店、ブルーノ・エ・フランコのスフォッリーナのお嬢さんたち。仕事場の風景。これはトルテッリーニ作り。そして、さまざまなタリアテッレ。幅広タイプ、細いタイプ、それに、緑色の麺と黄色い麺がまざったパリア・エ・フィエーノなんかがありますねー。機械を使わずに、あくまでも人力で麺を薄ーく伸ばすのが、ボローニャの伝統。“スフォッリーナ”は、「麺棒で薄く伸ばす女性」っていう意味。ボローニャのレストランや惣菜店では、彼女たちが、毎日何キロものパスタを伸ばしてるんですねー。レストランの中には、“シニョーラ・ロッシのタリアテッレ”、みたいに、料理にスフォッリーナの名前をつけている店もあるんだって。ソースだけじゃなくて、麺も主役なんだなあ。さてさて、次は、ボローニャのパスタのレシピの話で~す。
Oct 19, 2006
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ただいまあ。ちょっと長めの北ドイツ旅行も、無事終了。ドイツって、いい所だったなあ。ドイツ人があんなに気さくで楽しい人たちだったとは、びっくり。ひょっとしたら、イタリア人よりフレンドリーかも。ドイツ語、勉強しようかなあ。まずは、ドイツの三種の神器、ビール、ソーセージ、じゃがいもの写真なぞを。さすがにこの3つはおいしい!もう、やみつき。ビールは、小麦を使ったヴァイスビアとかヴァイツェンビアっつーのがすっかりお気に入り。芳ばしい小麦の香りの優しい味。ソーセージは、ジャンボ&ロングサイズ。味は、マイルドだけどこくがある。じゃがいもは、適度にほくほくで、日本のものにはない粘りがある。揚げたりゆでたりして、どんな料理にも添えられているので、毎日、すごい量を食べた。どれもおいしかった。ドイツ人は、犬をどこにでも連れていく。これは、運河巡りの小さな船に乗ってきたわんこ。みんなしつけが行き届いていて、決して騒がない。旅行中は、ずーっと曇りや雨。でも写真は一杯撮ったので、ぼちぼち載せていくつもり~。
Sep 7, 2006
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去年イタリアに行った時に、『パスタ・イタリアーナ』というカレンダーを買いました。毎月、おいしそうなパスタの写真が、どーんとのってます。1月はこれ。 ↓う~ん、おいしそう~。実物の2倍サイズのこの料理を15日間見続けていたら、無性にショートパスタが食べたくなってきました。このパスタは、リガトーニかなあ。具は、ベーコン、玉ねぎ、ローズマリーが見えるなあ。肉は、白いから、豚かうさぎかも。このところ毎日スパゲッティ食べてるから、たまには、ショートパスタもいいな。でも、ペンネとかセダニーニみたいな細いマカロニタイプじゃなくて、ぶっといパスタ!こんなの ↓リガトーニ ミッレリーゲ リガトーニは、元々はローマのトラットリーアの名物パスタ。直径1~1.5cmぐらいの穴あきショートパスタで、まっすぐの筋がついてるやつ。ショートパスタは、ペンネぐらいなら自分でも作るけど、これぐらい太いのは、実は、まだ、料理したことありません。どんなソースが合うかなあ。元祖のローマのトラットリーアでは、リガトーニ・コン・ラ・パヤータ(パイアータ?)っていう料理が有名。パヤータとは、子牛の小腸のことです。狂牛病騒動の後は、主に子羊の腸が使われてるとか。ローマに行ったら食べてみたいんですが、いまだに未体験。こちら→http://superfuji.altervista.org/sup_blog/pivot/entry.php?id=53に、作る過程も写真つきで紹介されてます。なんだか、ローマのホルモン料理って感じだなあ。ホルモンと言えば、「こてっちゃん」って、今、販売休止中だったんですねえ、知らなかった。アメリカ産牛肉の輸入禁止で影響を受けたのは、牛丼だけじゃないんだ~。リガトーニ、もっと簡単にできるレシピ、ないかなあ。あっ、そうだ、生ソーセージを使ったのがあったなあ。レシピ、探してみよっと。
Jan 16, 2006
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最悪の二日酔いに夏バテが重なって、一日中ふらふらでした。今はだいぶ元気が戻ってきました。でも、今日は液体しか口にしてないので、力が入りません。もう二度と暴飲はしません。誓います。お酒と食べ物のことはとても考えられないので、今日は映画の話です。先日観た『ヴィレッジ』。『シックスセンス』、『サイン』のM・ナイト・シャマラン監督の作品ということで、一癖ありそう・・・。世間の評価はかなり低いし、まあ、期待して観るような映画じゃないだろうなあ、でも、ホアキン・フェニックスが出てるから、一応、観ておこうか。そんな程度の気持ちで観たら、これが以外に、面白かったんです。監督の前作の『サイン』も、たいして期待せずに、ホアキンが出てるから観たのですが、こちらは微妙に想像以下。この監督の映画は、世界感が受け入れられないと、全否定になっちゃぃますね。で、『ヴィレッジ』は、私は受け入れられました。キャストは、ホアキンの他に、エイドリアン・ブロディ、ウイリアム・ハート、シガニー・ウィーヴァーと、とても豪華。『目撃者ジョン・ブック』のアーミッシュの村のような、ピューリタンな世界に、薄いガラスでできているような、繊細で、どこか危うげな村人たち。主演のブライス・ダラス・ハワードは、これが映画初出演らしいけど、とても印象深い演技。父親の名監督、ロン・ハワード(『コクーン』、『バックドラフト』、『アポロ13』etc.)そっくりの華奢な姿で、将来有望ですね。感動するような映画じゃないだろうと思っていたのですが、何度かジーンとなっちゃって、我ながらびっくり。エイドリアン・ブロディは、この後で『キング・コング』の予告編を見た時、やたらいい男に思えました。謎と意外な結末が、この監督の生甲斐のようなので、ストーリーには触れませんが、この世界を受け入れられたら、十分に楽しめる映画でした。おまけで、この間TVで観た『スターウォーズ・エピソード2』。映画館で観た時は、可もなく不可もなく、だったのですが、TVで観たら、胸がキュンとなる純愛映画だったことが判明。映画館だと、ラブシーンがあると照れちゃうけど、家だと、恥ずかしげもなく思いきり感情移入できるから、若い二人の恋物語が、よーく分かりました。ヘイデン・クリステンセンも、あれっ、こんなにかっこよかったんだー。ちょうど来日中だから、TVに映るたびに見とれてます。
Jul 10, 2005
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今日は、眺めが抜群の、25階にある居酒屋に、午後4時半の開店と同時に一番のり。上の写真は、窓からの眺めのほんの一部です。ぼんやりと写ってる白い棒は、横浜ベイブリッジと鶴見つばさ橋(たぶん)。日曜の昼下がりの、穏やかな一時。居酒屋に行く前に、ヨドバシカメラでクーラーの注文をしてきました。クーラー売り場はすごい混雑で、注文するのも順番待ち。20分ぐらい待って、ようやく店員さんが相手をしてくれました。今年の夏は、クーラーの売上がすごそーだぞー。クーラー売り場で汗だくになって注文して、その後、炎天下を電車にのってたどりついた居酒屋で、席についたら、「とりあえずビール!」ビールを待つ間に写真も撮って、「じゃ、乾杯~♪」・・・そして、気がついたら、えっ、10時半?なんと、いつの間にか6時間たってました~!もう、くたくたです~。外は、きれいな夜景になってました・・・。
Jun 26, 2005
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今朝、ミラノの方から大きなため息が聞こえてきました。サッカーは全然詳しくないのですが、ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグの決勝戦、ACミラン対リバプールの試合がトルコであったんですね。Yahooに山のようにUPされた写真では、両チームのサポーターたちが、そうとういい味出してました。試合が始まる前のミラン側観客席。横断幕には、「ミラン必勝!」と書いてあります。始まる前だっていうのに、いい年したおじさんたちが、すごい顔して応援してます。こちらはリバプール側。燃えてます。前半は3対0で、ミラン優勢。このまま楽勝か・・・リバプールのサポーター、苦悩のどん底です。なにもそこまで打ちひしがれなくても・・・ところが、試合は大逆転劇で、リバプールが同点に追いつき、しかも、シェフチェンコのPK失敗で、ミラン敗れたー!その瞬間、スタジアムは元より、ミラノ中が、茫然自失状態に・・・ご、号泣してます。アイライン、溶けてますが・・・一方、リバプールでは・・・シャンパンかけてます。その頃、トルコのスタジアムでは・・・立ち上がる気力なくしてます。トロフィーは、リバプールの手に!念のためですが、これは選手たちで、サポーターではありません。翌日・・・幸せいっぱいのリバプール・サポーターが、トルコの街角で、まだ浮かれてました。
May 26, 2005
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今日はページのデザインを変えてみました。偶然見たサイトがすごくかっこよかったので、よーし、私のページもクールに変身だー、なんて軽い気持ちで始めたのですが、実際にやってみると、大失敗!食べ物がテーマだと、クールな色合いじゃ、おいしく見えないよお。残念・・・。とりあえず、別の色にしてみたのですが、色を選びながら、あることに気づきました。カラーネームには、おいしそうな名前がいっぱいあるんですね。私が気に入ったのは、こんな色です↓ ■■■ チョコレート ●●● トマト ▲▲▲ 小麦 ★★★ サーモン ◆◆◆ ライム ■■■ オリーブ ●●● オレンジ ▲▲▲ プラム 他にも、こんな名前が・・・ ★★★ 日焼け ◆◆◆ リネン ■■■ パパイヤホイップ ●●● ピーチパフ ▲▲▲ シーグリーン ★★★ スプリンググリーンタグにもカラーネームで色を指定すればいいんですよね。じゃあ試しに、“TOMATO” “PLUM” “LIME”と書いてTABLEの背景色にしてみます。うわーちゃんと表示された。楽しい~。ちなみに、現在のページの背景は小麦色、枠はチョコレート色です。(←その後、変えました)アルファベットと数字の記号が、こんなカラフルな色になって現れるんだから、これを考えた人って、すごいですねー。色をいろいろ変えて試していたら、あっと言う間に時間が経ってしまいました。HTMLって、覚えてみるとおもしろくてはまりますね。一日中デザインをあれこれ考えていても飽きないなあ。次は、TABLEのデザインについて、ちょっと知識をつけたくなりました。 ↑覚えたてのTABLEの技(そんな大げさなもんじゃない?)を使って遊んでみました。背景色はビスク■とコーンシルク■です。この色の名前も、なんとなくおいしそう。
May 16, 2005
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春だなー、と思う頃になると、今年の復活祭はいつだっけ、と毎年思います。キリスト教徒ではないのですが、イタリアの料理雑誌は、毎年4月号は復活祭の料理であふれて、しかもどれもおいしそうなので、この時期にイタリアに行ったら、ぜひ食べたいといつも思います。で、今年の復活祭は、3月27日だそうです(キリスト教徒の方ならとっくにご存知)。キリスト教の知識はまったくないので、この機会に、「カトリック中央協議会」のHPで、ちょっとだけ勉強しました。復活祭は、キリストの復活を記念する大切な祭日で、その前に、四旬節と呼ばれる準備期間があります。四旬節の間は、「節制と回心(このキリスト教用語、初めて知りました)につとめて、自分の生活を振り返る時期」だそうで、ちょうど今がその時期にあたります。その厳かな期間の前に、思い切り羽目を外しておこうというのがカーニバルなわけですが、カトリック中央協議会によると、カーニバルは「教会とは直接関係ありません」だそうです(;^^)。四旬節の間は、大斎と小斎という断食の習慣があるそうで、それがとても興味深い内容です。大斎を守る日は、灰の水曜日(今年は2月9日でした)と、聖金曜日(今年は3月25日)で、この日は「1日に1回だけの十分な食事と、そのほかに朝ともう1回、わずかな食事をとることができ、満60歳に達するまで、全ての成人が守ります」うーん・・・、よーく読むと、普段の食事とあまり違わないような・・・。そして小斎を守る日は、大斎を守る日と、祭日を除く毎週金曜日で、この日は「肉類を食べないのですが、各自の判断で、償いの他の形式、とくに愛徳のわざ、信心業、節制のわざの実行をもって替えることができ、満14歳以上の人が守ります」うーん・・・、つまり、他の形で償いをすれば、肉を食べてもいいってことかあ・・・。しかも、主日と呼ばれる日曜日には、断食をしない習慣なんだそうで・・・、なんだか、キリスト教って、思ってるよりグルメな宗教かも。詳しいことは、「カトリック中央協議会」のこちらのページに書いてあります。断食や回心が明けて、さあ、復活祭、そして春の到来です!ご馳走が一杯だー。=====================================================復活祭の料理は次回に。今日の写真は、マイブームのアボカド料理。味の素のレシピ大百科(こちら)で、私でもできるおいしそうな料理を見つけました。 ↑左はアボカドのごまあえ冷パスタ、右はアボカドと生ハムのマヨバゲットどちらも上記のページで「アボカド」で検索するとレシピが分かります。
Mar 10, 2005
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今日は友人に誘われて、陶器の人形で有名なリヤドロの新作発表会に行ってきました。場所は渋谷のセルリアンタワー東急ホテル37階のスイートルーム。たぶんこちらのセルリアンタワースイートです。スイートは35階より上にあって、そこに行くにはエレベーターに部屋のカードキーをさし込むことになっていました。でも、田舎者の私たちはそんなシステムはつゆ知らず、リヤドロの人がカードキーをさし込んで37階を押したエレベーターで一度37階に上がってから急にトイレに行きたくなり、のこのことロビーまで下りて、その後、もう一度37階まで行こうとして、他のお客もいるエレベーターの中で何度も37階を押しながら、「何で押せないのお?」と散々ぼやいたあげくに、初めて、カードキーがないと37階のボタンが押せないことに気付いたのでした。上に行ったり下に行ったりしてようやくたどり着いた部屋は、37階の4部屋続きの角部屋で、眺めが抜群!これは新宿方面の眺めです ↓ リヤドロは、私はじっくり見たのは初めてでした。友人は何点か持っていて、部屋に展示されたあまり多くはない作品を、熱心に見てまわっています。周囲は圧倒的に奥様たちですが、思ったほど気取りのない客層で、自分のカジュアルな服装も、全然気になりません。1時間以上いて、私達がすっかり魅せられてしまったのは、卵のカプセルに入ったバンビと、サンダルの中で蝶とかくれんぼをしている猫。こちらはバンビ ↓ リヤドロのバンビは珍しく、これもすでに型が廃版になっている限定品だそうです。手元で見れば見るほど、「私をお家に連れてって・・・」とささやきかけているような気がしてきます。猫もこれに劣らず可愛らしくて、しかも、ちょっと顔がぶさいくで、そこがまた、見れば見るほど愛着がわくんです。こちらです ↓友人は、散々迷った挙句に、どちらか1つを買わない、という選択をすることはとてもできないと悟って、両方買いました。横であーだこーだ言ってただけの私まで、「ふう~っ、今日は大きな買い物をしたあ」って気分になりましたよ~。今日の1品~リヤドロの人形はどれもかなり動きがありました。◇リヤドロ人形 6687初めてのステップ
Feb 26, 2005
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ミラノのムルシア書房(via Galvani 24)では、18日まで、ミラノ県の協賛で、「みんな猫に夢中」というテーマの「猫のフェスタ」が開かれています。この出版社の経営者は大の猫好きで、イタリアで唯一の猫専門の出版部門まで作りました。そこでは、イタリア版「猫めくり」(一般の人の投稿写真で作られる日めくりカレンダー)も作っています。日本版の「猫めくり」と「犬めくり」の出版元はこちら。実は、数日前にフョンフョンさんの日記で、この猫めくりが紹介されていました。猫が大好きな私は猫めくりも大好きで、「これ欲しーい!」と、さっそくフョンフョンさんに出版元を教えていただきました(m(__)m ありがとうございまーす)。残念ながら、2005年版は売り切れだったけど、その代わり、イタリアや日本の猫好きたちのおもしろいサイトを一杯みつけました。そこで今日は、ここも「猫のフェスタ」です。まず、ペルージャでも毎年「猫のフェスタ」が開かれていました。去年の様子はこちらでどうぞ。次はこれ!なにもそんなに必死で抱き合わなくても・・・。しかもカメラ目線。もしうちのソファーの上にこんな二匹がいたら、家族同士の喧嘩なんて、する気がなくなっちゃう。gattonetという、イタリアの猫専門サイトで見つけました。次は、大爆笑映像。webcam.birmanというサイトで見つけました。こちらのこの写真 をクリックすると動画が始まります。猫好きなら大喜び。そして日本で見つけたのは、cosicosi design laboratoryというサイト。ヴェネチアとリヴィエラの町と猫を、とても素敵に紹介しています。こちらからどうぞ。最後に紹介するのは、さゆりちゃん。友人の飼い猫の、顔がまんまるのアメショーです。とてもおしとやかで、吉永小百合に似てるから、この名前をもらいました。でもこの子は、他の猫と一緒に公園に捨てられていたそうです。獣医さんの所からもらわれて来ました。大人の捨て猫を飼うのは、ある意味で大変です。もらわれてきた当初は、それこそ借りてきた猫のように、ひっそりとしていたそうです。私にはあまり心を開かず、抱くと嫌がりました。でも、今では人間への不振もすっかり取れて、元気に日々ご主人を癒しています。今度会う時は、顔をすりすりさせてもらうからね、覚悟おし、さゆりちゃん!今日の1品~これでもイタリア語の本 「ねこ式」イタリア語会話/にむら じゅんこ著、三修社~出版社からの内容紹介「ネコといっしょに暮らしていくための起きてから眠るまで、さらには夢のなかでも使える会話集。日常のさまざまな状況を想定した273フレーズを掲載。」
Feb 17, 2005
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イタリアはマルケ州のアックアラーニャという町のグルメガイドを読みました。ここはトリュフの記念碑が立ってるほどのトリュフの町です。住民の1割(といっても400人ですが)が、トリュフを採る許可証を持っているとか。私はトリュフは好きですが、もっと好きなのが、トリュフ犬です!ご主人にトリュフの在りかを教える賢い犬ですが、素質があれば訓練次第でどんな犬種でもなれるそうで、養成学校もいろいろあります。私がイメージするトリュフ採りの風景は、まさにこれです。 ↓これは、イタリアのトリュフ専門のオンライン・マガジンのトレードマークです。ここによると、イタリアでトリュフ犬として公式に認められている唯一の犬種は、ラゴット・ロマニョーロという中型犬です。16世紀頃、ラヴェンナあたりの潟地方にいたことがわかっているイタリア産の古い犬で、19世紀にロマーニャ地方に広まりました。これです。 ↓ この毛がもこもこした感じが、サイコーに可愛いですねー!他に、ボーダー・コリー、ポインター、スピノーネ・イタリアーノ、ブラッコ・イタリアーノ、スプリンガー・スパニエルといった犬種が、代表的なトリュフ犬だそうです。こちらやこちらです。そしてこちらは、未来のトリュフ犬候補たち。ラブリー!!トリュフ採りが趣味の人はイタリアには一杯いるようで、情報もあふれてます。アグリトゥーリズモ(観光農園)で、犬も宿泊可でトリュフが採れる場所のリスト、なんていうのもありました。こちらは、下まで行くと、猛然とトリュフを掘ってるわんこのお尻が見れます。こちらは番外編。3歳の黒ラブの女の子の飼い主が、わんこの気持ちで語る、愛情一杯のサイトです。この子もトリュフ採りに挑戦したようで、普通のきのこを山のように採った写真が、戦利品として誇らしげに載ってます。動物って、心を癒してくれますねー。楽天で「ペット」「イタリア」で探したら、こんなのが出ました。ガラスドッグ ピッコロ/ブルーA
Feb 6, 2005
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イタリアに語学や料理の勉強に行くという人、かつて勉強しに行ったことがあるという人、実際に今、イタリアで勉強中の人は、世の中には一杯いると思います。わたしも、はるか昔に経験しました。今、鴻上 尚史さんがロンドンのギルドホール演劇学校に1年間国費留学した時の体験記、『ドン・キホーテのロンドン』を読んでいるのですが、これ、なかなかおもしろいです!彼は、日本人が一人もいない中で英語と格闘するのですが、国費留学の有名校でも、わたしが通ったような誰でも入れる学校でも、みんな似たようなことで苦労したり、喜んだりしてるんですねえ。鴻上 尚史著 『ドン・キホーテのロンドン』 扶桑社/1998 ↓鴻上さんは、わたしと同じような失敗をしてました。彼の場合は、最初の自己紹介のスピーチを事前に完璧に考えておいたために、英語がぺらぺらだと誤解されて、手加減なしの英語の洗礼を受けるはめになったそうです。わたしの場合は、入学初日にテストをやるというので、心配になって内容を人に聞いてまわり、ばっちり予習しておいたので、当然いい点を取って、その結果、実力より上級のクラスに振り分けされてしいまい、1回目の授業で格下げを願い出るはめになりました。どじっ・・・。つまり、自分を実際以上によく見せようとしても、無駄ってことですね。クラスに日本人が自分だけという状況は同じだったのですが、鴻上さんとわたしの違いは、彼は競争率数百倍のエリート校に行って、「親の危篤とかよっぽどの事情がないと帰国しちゃいけない」ことになっていたのに対して、わたしは、外国人向けのごく普通の語学学校に半分観光気分で行って、勉強についていけなくなったらやめちゃったところです。留学って、目的意識の高さが要求されるものなのに、そんな当然のことが、当時はわかってなかったなあ、わたし。ドイツ人やスペイン人やフランス人の間で一人だけアジア人で、勉強するのはイタリア語、というのは、かなりのハンデ戦。1時間目の授業はパスして、図書館で2時間目の授業の予習をするという日々で、その反動か、学校の後はルームメイトやクラスメイトたちと観光&お食事の日々。あげくには、学校を途中でやめて、返してもらった学費でイタリア中を旅してまわりました。まあ、学校に最後まで通ったとしても、その後の人生はたいして変わらなかっただろうけど、今にして思えば、仕事もせずに勉強できるって、貴重な時期だったのになあ。そうそう、この本にはもう1つのおすすめポイントがあるんです。ただし、女の子限定。本の中ほどに、鴻上さんとクラスメートたちの記念写真が収められているんですが、その中に、今をときめく美形俳優、オーランド・ブルームが写ってますよ。20歳ぐらいの時ですが、わたしはすぐに分かりました。最近は、イタリアのどこのレストランに行っても、必ず日本人が修行していますね。去年フィレンツェでは、評判の小さなジェラート屋さんでジェラートを作っている若い日本人の女の子と出会いました。以前、ファルコナーラ・マリッティマ(マルケ州のアンコーナのそば)のミシュランで2つ星の店、ヴィッラ・アマリアで食事した時、こちらが日本人だということで、オーナーが厨房から修行中の若い日本人女性を呼んで料理の説明をさせたことがありました。いろいろ話を聞いたら、この店は居心地がよいので、ずっとここで修行したい、と言ってました。いられるうちにもっといろんな地方に行って、いろんな料理を勉強すればいいのに・・・と思ったのですが、人それぞれですもんね。今日は本当はフルーツトマトのスパゲッティの話を書くはずだったんですが、フョンフョンさんの日記を読んで、これから自分の未来を切り開こうとしている姿にすっかり感動して、突然こんな話をしたくなっちゃいました。フルーツトマトの話は、11290715さんのところの掲示板に書かせていただきます!
Feb 1, 2005
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イタリアで食べ歩き旅行するのが生きがいのプレッツェーモロです。旅行は、もちろんその最中も楽しいけど、準備期間も大好きです。今回は、まだいつ誰と行くか何も決めてませんが、とにかくイタリアに行くのは確実です。そこで、その準備の過程を日記にすることにしました。仕事がら、毎日イタリアの料理雑誌を翻訳しているので、情報は山のようにあります。これを実際に自分が利用しよう、と思って読むと、仕事も楽しくなって一石二鳥!
Jan 20, 2005
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