16mは高いですね・・・しかも松か?!!
京都の平等院では鎌で払ってました。

先日コメントで書いて頂いたサツキの根元の掃除は、思わず大きく頷いてしまいました。
サツキの根元の仕上げはとても大切に思います。
昨今ブロアーの普及で、そこまで寄り付かないことがおおくなり、仕上げが落ちていると思うことがあります。 (2006年12月12日 18時30分34秒)

ガーデンデザイナーのブログ

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2006年12月11日
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カテゴリ: ガーデンデザイン
若い者にブログの文章が長いと指摘されてしまいました。簡潔なブログ作りを目指します。今日は、今年の2月事務所移転時に出てきた懐かしい20年前の写真です。20代後半のバリバリの現役の頃の私がいます。この庭の当主は当時、全国規模に発展したNスーパーの社長宅の庭で60年前、先代の造った庭です。リクエストは三つの荒々しい滝だったそうです。子供の頃、この滝から轟く水音が怖かったのを思い出します。
岩田邸にて77年ごろ5.jpg

岩田邸にて77年ごろ2.jpg

岩田邸にて77年ごろ4.jpg
現在、このお宅は駐車場になっており、存在しないことから公開をすることにしました。

岩田邸にて77年ごろ6.jpg
遥かに見えるのは20年前の私です。樹高16メートルのこの松は当時流行っていた材線虫によって枯れてしまった。その昔、これら総ての松を本手入をしておりました。権威掌握の象徴ともいえますが当たり前のように行われていたことです。

この茅ヶ崎の中でも私の所では、一本の丸太と梯子だけで足場を作る「差込」という技法で枝物の手入れをしておりました。写真が無いので想像し難いと思いますが、これがまた実に合理的な手法でした。先代は出初の梯子を教えていましたので様々な脚使いを見ることが出来、逆さ梯子が出来る頃には体脂肪の無い、バッタのような腹筋を保っていました。今では「着ぐるみ」を着ているような体型でなんとも情けないですね。





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最終更新日  2007年01月11日 22時28分22秒
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Re:修行時代(12/11)  

Re[1]:修行時代(12/11)  
nek1113  さん
フィトライフさん
>16mは高いですね・・・しかも松か?!!
>京都の平等院では鎌で払ってました。

>先日コメントで書いて頂いたサツキの根元の掃除は、思わず大きく頷いてしまいました。
>サツキの根元の仕上げはとても大切に思います。
>昨今ブロアーの普及で、そこまで寄り付かないことがおおくなり、仕上げが落ちていると思うことがあります。
-----
茅ヶ崎の松も第二次世界大戦末期、松根油のために5~6m下の多くの枝が払われ4間半の梯子でないと届かない松がほとんどでした。

その後は経済的な理由から小透かしや野透かしの手入れに変わり、相続で開発が進むと松自体、住戸に合わないスケールになりました。

カマは京都の道具屋(坪田)で購入し、しばらくは使っていたのですが赤松と違って硬い黒松の枝には向いていなかったようです。結果、4尺の長柄鋸で枝を払っていました。

サツキ・・・嫌でしたね~ (本音です)
特に陽の短いこの時期の追い込みは

当時、ブロアもどき(種蒔きや肥料蒔き)に使う「背負い何とか・・・」を使ってましたよ。20年も前のことで音がうるさいということで不評でした。

そういえば刈払いやヘッジトリマーもそのころ使い始めた道具でした。手刈り込みが基本でしたので主に芝刈ですが、コード切っちゃったり、刈払いで小さな草を払っていたのでバリバリっと、雨トヨの裾まで切っちゃたりと

ヘボい思い出ですよね~。
(2006年12月12日 20時07分06秒)

Re:修行時代(12/11)  
アクセスありがとうございました。
最近同業者の方からのご訪問が増えました。
わたしは町田で細々とやっております。
修行当時は、岩城をめざせ、追い越せでやっておりました。今でも腰張りを見れば系譜がわかります。
エコ・ガーデン きのした (2006年12月12日 21時30分12秒)

Re[1]:修行時代(12/11)  
nek1113  さん
バカボンのお庭1077さん
>アクセスありがとうございました。
>最近同業者の方からのご訪問が増えました。
>わたしは町田で細々とやっております。
>修行当時は、岩城をめざせ、追い越せでやっておりました。今でも腰張りを見れば系譜がわかります。
>エコ・ガーデン きのした
-----
当時は、「三玲さんや十基さん研三さん佐一さん宣太郎さん貫二さん光輝さん芳邦さん」と、たくさんいらっしゃいましたね。

修行といえば一昨年、私のところに来た子は京都で修行をしてきた子でした。手入れの修行に2年で閑をもらう。造作修行は無し?! え、庭師?
付き物だけど、ご時勢ですかね・・・・・?

  (2006年12月12日 22時37分29秒)

Re[2]:修行時代(12/11)  
nek1113さん

お返事ありがとうございました!
最近は年季とか御礼奉公といっても若いひとたちは
感覚的にわからないようです。 (2006年12月13日 08時35分10秒)

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