[51RAW]のプリント職人への道

[51RAW]のプリント職人への道

August 28, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ここまできたらあとは【刷る】のみです。

ですが、ここでもこの【刷る】という作業が誰にでも出来るようなものであれば、世の中に「プリント屋」なんて職業は存在出来なくなってしまいます。

木工、染色、菓子、ガラス、etc...

様々に存在する職人の方々にならんで、ココにも【刷る】という部分のみにフォーカスし、ソレを極めんとする無謀な皆さんが掲げた看板・・・
【シルクスクリーンプリント職人】が存在します。

そしてその先人の方々が苦労の末編み出した技の数々が眠っています。

「職人からその弟子へ」のみにしか受け継がれなかった技。

それを今日は少し公開するような感じで日記を書いていきますね。

でも。なぜ「少し」なのか?全部公開しないのはなぜ?かといいますと、

僕には師匠がいないからです。

実はあまり知らないのです。

ほぼ独学なのです。



僕以外で実際プリントの仕事をされてらっしゃる方の作業風景を見たことがないからです。

なので、僕が知っていることしか公表出来ません。
逆に「お前のやり方は間違っている!本当はこうだ!こうしろ!」という指摘がおありの方、いらっしゃたらお願いします。

僕の師匠のおひとりになってください(笑)

では、工程です。
今回はフロント4色重ね刷り(4版使用)、バックに1版です。

下準備
Tシャツの内側にはスプレー糊を吹きかけたアクリルの板を「インクの裏移り防止」と「インクが乾く際にデザインの大きさがTシャツと一緒に縮んで小さくなってしまうのを防止」するために挟んで固定しておきます。

1.今回のデザインのベースになる『バー状』のデザインをプリントしました。
最近の流行はかなり胸の上の方にデザインがあるんですが、今回は「スケートブランドっぽく」がテーマだったので、ほぼ通常の胸の位置にプリントを持ってきました。(首周りのリブの下から、S~Lサイズは8cm。XL以上は10cm離してプリントしました。)

2.標準を合わせ、版をセット。2版目の白インクの部分を刷りました。
重ね刷りの場合、標準がズレないように焼き付けの段階から絵柄の位置関係通りに製版していきます。
製版の段階でズレが生じている場合はプリント前にガイドでズレを修正します。


3.右側の地下鉄のデザインの影部分(グレー)のプリントを入れます。
この工程に限らずですが、プリントをされる被写体(ココではTシャツ)と版には5mmくらいの隙間を作ります。
あまりベッタリくっ付けてプリントしていくと、被写体の方からインクが版の裏側に逆付着してきてメッシュ生地の目が詰まることがあるからです。
目が詰まるとソコの部分は上手くインクが通過してくれませんから、デザインがかすれた状態でのプリントになります。
そうなると版を一端洗浄してから再度作業開始になるので、時間のロスが大きいのです。


4.赤い部分のプリントを入れます。
プリントは、版の上のデザインの周囲に刷る色のインクを盛り付け、そのインクをスクージーという道具で均一量被写体に落とすように刷り付けていきます。
被写体の材質や色、固さなどによっても角度を変えたりしながら使いますが、基本は「スクージーはデザインの上を一度だけ通る」ように意識を集中して刷ります。




終了です。

明日からは今回の”masand 10th anv.-T"のカラーバリエーションを紹介していきますね。





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Last updated  August 28, 2005 05:06:00 PM
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