<毎日を黄金の日々に変える言葉>



 「ありきたりの毎日を黄金に変える言葉」
 ジョン・C・マクスウェル著 齋藤孝監訳 PHP新書より

 (■引用 ○私の意見)

■成長せずに、どうしてこの世に存在する意味があるだろう。
 (英国の詩人 ロバート・ブラウニング)

○お好み焼きのチェーン店「千房」の中井政嗣社長が「できるやんか」
(潮出版社で言ってみえるように、「成功者」と呼ばれるより、「成長者」
と呼ばれるようになりたいものです。


■人は志の大きさに比例した人物になる。
 (英国の作家、哲学者 ジェームズ・アレン)

○志よりは大きくなれないのですから、できるだけ大きな志を抱きたいも
のです。


■チャンスをつかむ絶好の日は、今日。チャンスはいつでも「いますぐ」
行動することを要求します。
■チャンスは幸運ではなく勇気の成果である。成功する人は、チャンス
を見つけ出す人です。そして、もし見つからなければ自分でチャンスを
作り出す人です。
■チャンスは理想的な環境で現れるわけではない。すべての信号が青
に変わるのをじっと待っていては、いつまでたっても前に進むことはでき
ません。
■生かせないチャンスは失われてしまう。放棄してしまったチャンスは、
消えてなくなるのではありません。ライバルが追いかけることになるだけ
です。
■チャンスは増えるか消えるかのどちらかである。多くのチャンスを追
い求めるほど、その陰に隠れたチャンスも見つけることができます。
■チャンスを生き延びさせるには、栄養を与えなければならない。現代
経営学の父、ピーター・ドラッカーが言っているように、「チャンスには
食料を与えて育て、問題点は飢えさせるべき」なのです。
 (米国の実業家 ヘンリー・ジョン・ハインツ)

○チャンスは、誰にでも平等に訪れるのだと思いますが、それをつかむ
ことができる人は、いつも前向きでチャレンジするスタンバイができてい
る人なのです。


■自分のやっていることを心から楽しまなければ真の成功はあり得ない。

○いやいややっていても効率は悪くなるばかりなので、まずは楽しんで
やることです。それにはそのことを好きになることです。


■この世のどんなすばらしい気持ちよりもたったひとつのちょっとした
行動のほうが重要だ。
 (米詩人、外交官 ジェームズ・ラッセル・ローウェル)

○理屈をうだうだこねる暇があったらまずは実践、行動です。


■成功は行動と関連しているようだ。成功する人は動きつづけている。
間違いを犯すことはあっても、けっしてやめることはない。
 (米国のホテル王 コンラッド・ヒルトン)

○百の理屈より、一つの行動が大事だということですね。熟柿主義で
は何も得られません。世の中には失敗もしないかわり成功もしない人
と失敗もするけれど成功する人の二通りの人間がいます。失敗なくし
て成功なしです。


■成功とは、情熱を失わずに失敗を重ねつづけることである。
 (米国第16代大統領 エイブラハム・リンカーン)

○失敗は、こういう方法ではうまくいかないということを学習したという
意味で成功には不可欠のものです。


■行く価値のある場所へは近道などひとつもない。
 (米国の人気オペラ歌手 ビヴァリー・シルズ)

○小学生のとき学んだ、「学問に王道なし」の言葉を思い出します。


■人生の失敗者の多くは、自分がいかに成功へ近づいているかに
気づかずに、あきらめてしまった人々である。
 (エジソン)

○「足下に泉あり」と言いますが、後一回掘れば金の鉱脈に行き着く
かもしれないのにあきらめるようなことはしたくないですね。


■成功は成し遂げた内容によって測られるものではない。その人が
出くわした障害の大きさと打ちのめされそうな困難に立ち向かって奮闘
を続けた勇気によって測られるのである。
 (米国の飛行家 チャールズ・リンドバーグ)

○人はとかく結果のみで価値を判断し勝ちですが、成功に至る過程で
乗り越えた苦難にも思いを巡らせてみたいものです。


■成功者とは、成功しようと決心しー努力した人である。
 失敗者とは、成功しようと決心しー願った人である。
 明らかな失敗者とは、決心ができず待った人である。
 (米国の学者、作家 ウィリアム・A・ウォード)

○成功するには願っただけではダメで、決心してそのための努力が必須
です。


■成功は最終段階ではない。
 (英国の元首相 ウィンストン・チャーチル)

○成功は、ある段階、時点での仮の結果であって、常にステップアップし
成長していく必要があります。


■ノーベル賞を受賞した後に大きなインパクトを与えた人はだれもいない。
 (ピーター・ドラッカー)

○大きな評価を得た後で、さらに成果を積み重ねることがいかに難しい
かということを表しているようです。


■人生は、本番前のリハーサルではありません。常にベストを尽くさなけ
れば、二度とチャンスはないのです。
 (本書の著者ジョン・C・マクスウェル)

○女神かどうかわかりませんが、チャンスの女神に後髪はないということ
ですね。


■努力の最高の見返りはそこから何を得られるかではなく、それによって
何になれるかである。
 (本書の著者ジョン・C・マクスウェル)

○何かを得るという目的では、努力そのものが陳腐化して志の低いものに
なってしまいますね。


■現在の自分の持ち物に満足するのは良いことだ。だが、自分自身の現状
に満足してはならない。
 (作者不詳)

○健全な現状不満足思考、意識を持ちたいものですね。


■若者は未来に生きる。
 年老いた者は過去に生きる。
 賢い者は現在に生きる。
 (本書の著者ジョン・C・マクスウェル)

○年齢、立場、地位に関係なく、いい意味での賢い人間でありたいものです。


■人生とはタクシーに乗っているようなものだ。走ろうが止まろうがメーターは
上がりつづける。
 (本書の著者ジョン・C・マクスウェル)

○だからこそ、「今日は再び来たらず」ということを意識して限りある、しかし、
何かを成すには十分な時間を大切にしたいと思います。


■有名人と成功者を混同してはならない。マドンナは前者、ヘレン・ケラーは
後者である。
 (米国の歴史家 エルマ・ボンベック)

○有名になること、すなわち成功ではありません。名も知れず、人知れずとも
確実に成長し、社会に貢献している人はたくさんみえます。私も有名だからと
いうだけで志に共感できない人に擦り寄ることは決してしません。


■危機に直面したとき、人格者は自分自身を頼みとする。
 (仏第五共和国の初代大統領 シャルル・ド・ゴール)

○ド・ゴールの言葉では「状況は決して悪くない。腕まくりして頑張ればもっと
良くなる」というのが印象に残っています。


■一時間の幸福が欲しいならー昼寝をしなさい。
 一日の幸福が欲しいならー釣りに行きなさい。
 一ヶ月の幸福が欲しいならー結婚しなさい。
 一年の幸福が欲しいならー財産を相続しなさい。
 一生の幸福が欲しいならー人を助けなさい。
 (中国のことわざ)

○情けは人の為ならず、自分がその立場ならして欲しいことをするというの
がサービスならず、人の生き方の基本です。


■人生で多くのことを達成できない人間にはふたつのタイプがある。
 言われたことをやろうとしない人間と、言われたことしかやらない人間だ。
 (米国の実業家 アンドリュー・カーネギー)

○私は人間には3通りあると思っています。
 言われなくてもやる人間、言われたらやる人間、言われてもやらない人間。
 第3のタイプは論外ですが、言われる前に言われる以上の成果を発揮して
いきたいものです。


■仕事を立派に成し遂げたことの見返りは、それ以上の仕事ができる機会
を得られることである。
 (ポリオ・ワクチンを開発した米国の細菌学者 ジョナス・ソーク)

○まさに至言で、共感します。金銭的な褒美や名誉などよりもより大きいス
テージで、自分の力を発揮できる機会なり、自分を成長させる研修などの
機会を得られることが最高のモチベーションになります。
 私は成功することでお金や地位、名誉を得ようとは思いません。自分が
成長できることができればそれに勝るご褒美はないと思います。


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