ペットシッターを目指す方へ
ペットシッターというお仕事は「13歳のハローワーク」には
:ペットシッターのフランチャイズに加盟して研修を受け、キャリアを積んで独立するのが一般的。最近急増しているペットシッターの会社に就職したり、そこが主催する養成所で学ぶなどの道もある。必要な資格は特にないが、……… 愛玩動物飼養管理士やコンパニオン・ドッグ・トレーナーなどの資格があれば仕事のチャンスも広がるだろう。
と、紹介されていました。
確かに国家資格が必要な仕事ではありません。動物関係の資格で国が発行しているのは獣医師だけのようです。
ただし、私のような素人は、資格に弱いというのも事実です。
実際、十分な知識と経験を持っていても、それを第3者に説明するのってかなり面倒です。説明が楽、はくがつく、という意味でも何らかの資格を持っていたほうが、便利なことが多いと思います(たとえその資格の認定がザルであったとしても)。
お客様が留守番を依頼するとき、全く聞いたことのない資格でも、ちゃんとした名前のものを持っていれば、信頼してもらいやすいと思います。
また、資格を取るために通学で勉強をすると同期の仲間ができる、というメリットもあります(開業後に、この仲間は大きな資産になります)。
そこで、ペットシッターを目指している方で、資格の取得を検討されている方のために、各種団体を調べてみました。
私はどの資格も持っていません。オープンにされている情報の中で、なるべく先入観なく公平に見たつもりです。比較検討する際の役に立てば幸いです。
なんでもかんでも国家資格にして自由競争を阻み、既得権益にしがみつき価格の維持をもくろむ、というのはもう時代遅れの発想ですから、国家資格がないのは別に構わないと思います。ペットショップと異なり、悪質なペットシッターなんて聞いたことがありません。今のところ規制の必要もないのでしょう。逆に、お金の面ではあまりうまみのない職種であるともいえます。大きな利権が絡まないから、怪しい動きがないと判断できます。簡単に儲かってしまうから悪質なペットショップが存在するのです。
ただ、ペットシッターという名前も業務の内容もまだまだ認知の低い状態なので、せめてペットシッターという名前くらいは業界全体で統一しても良かったように思います。職業としての呼び名ですから、"カメラマン"とか"アナウンサー"みたいなものです。商標登録を認めることがおかしいのではないでしょうか。早いもの順で商標登録を認めてしまうと、結局は業界自体が損をすると思うのですが…。知名度を広めるためにも、他団体や個人にも積極的に使ってもらったほうが良いのではないでしょうか?
以下順不同です。
愛玩動物飼養管理士(ペットケアアドバイザー)
ペットケア管理士
ペットシッター士
ペットシッター
Dogアドバイザー
家庭犬トレーニングインストラクター
キャットシッター
コンパニオンドッグトレーナー
動物取扱主任者