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2010年04月14日

射ちょう英雄伝　第三話

テーマ：武侠の世界(84)

カテゴリ：武侠worldの話

またまた李萍と包惜弱に苦難が降りかかる。
李萍は段天徳に連れられて金へ向かう。その途中金兵に教われて捕虜となる。
そしてまたその道中盗賊に襲われるが何とか生き延びる。
一方包惜弱は、完顔洪烈に連れられ金へ。

今回李萍と包惜弱の二人が無事出産します。良かった良かった。
特に李萍は捕虜という事もあり、殴られたり、棒で打たれたりしてたのでちょっと心配でした。

その頃、丘処機は江南七怪に戦いの決着の方法としてある提案をする。
それがまた気の長い話で、丘処機が楊家の子を、江南七怪が郭家の子を
それぞれ見つけ出し、武術を教えて、１８年後子供同士を戦わせ勝ち負けを決めるというもの。

こういった話の背景をちゃんと描いているからこそどんどんハマっていくんでしょう。
何度も見ているけども面白い。

後半、郭靖の育つモンゴルの風景が出てくるんですが、なんとも広々していて、
日本ではお目にかかれないような雰囲気があります。
日本の何倍もの国土があるからなのか、世界は広い!と感じてしまいます。

そしてもう一つ。郭靖の弓の師匠になるジェベという男が出てきます。
このジェベを演じている役者がとてもいい味を出してます。
巴音（バ・ユィン）という方なんですが、独特の雰囲気を持っていて、
巴音が出てるからこの話はきっと面白いと思わせてくれる。
こういうお勧めの役者さんがいることで武侠ドラマがどんどん面白くなって行くような気がします。
ちなみに個人的な意見ですが、俳優の竹中直人に似ているような気がします。

さてこれから二人の子供がどんな成長をするのか楽しみです。