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「雨降ってきたから洗濯物入れといて」
という電話がきたので中断しました。次の店は別記事とします。
次は、JAZZ BAR LEWISです。

この季節にスイカが出てくる意外性こそ、ルイスの真骨頂だな。
酒にスイカじゃトイレが近い。ついにルイスのトイレにも入りました。黒地に花のタイルが張られた壁は、抑制されたゴージャス&エロス。ここでもルイスの魅力を発見。
カウンターに座ると、酒はウィスキーしか見えないから、ウィスキーしかないのかと思っていたら、ジンやウオッカもあるそうです。でも、今おいてあるジンは、ヴィクトリア・ヴァット・ジンだけとのこと。不思議なお店です。
確かに、ストレートやジントニックにはとても良いかもしれないが、カクテルにはどうかな。
だいたい、ここでカクテルを飲んでる人を見たことがない。カクテルも出してもらえるのか、聞いてみました。
「まあ、長いことやってるから、実は結構やれるんですよ。」
とのこと。へえー、へえー、へえー。
さっそくダイキリをお願いしました。
マスターは奥に引っ込み、氷を割る音に引き続き、シェークの音が聞こえてきます。ダイキリにしてはやや遅めのリズム。シェーカーを振る姿を見せないのも普通のバーらしくないですね。
そして完成したグラスが運ばれてきました。

ダイキリなのに黄色い。とてもドライ。砕氷なし、シュガーなし、微妙な甘味と色はグレナディン。このスタイルは、バカルディと言ってもいいかもしれないが、これがルイスのダイキリなのです。
ダンディな男のダイキリであり、ちょっと色っぽい女のダイキリ、酒飲みのダイキリです。
ははあん、なんとなくぼんやりと見えてきたような気がします。ここはバーというより、コンパニオンのいないクラブなのかもしれません。
ルイスの秘密を徐々に解き明かしていくのが楽しい。