PR
カレンダー
カテゴリ
キーワードサーチ
フリーページ
コメント新着
終戦記念日にちなんで、「カミカゼ」なんて飲んでみる。「B29」じゃあ、さすがに不謹慎だろうから。

亡くなった友人が残していった数百枚のCDをみんなで分けようということになって、どれもほとんど聞いたことのない人の曲だったが、飲みながらジャケットの雰囲気で10枚ほど選んだ。
気に入らなかったら、また交換してもらえばいいしね。
まだ1月もたっていないから、もちろん49日も迎えてないわけで、新盆というには早すぎる気がする。どうなのだろう。
「コープス・リバイバー」・・・死体をよみがえらせるもの。

彼のことをネタにして飲むのは、きっと彼も嬉しいだろう。
いや、死んでるから嬉しくないか。
一人で飲んでいると、深夜にふらっとやってきて、こっちこっちと隣に呼んでよくしゃべったものだ。今だって、突然やってきそうである。来ないけど。来ないとわかっていることと来るかどうかわからないことって大きな違いなのか、微妙な差なのかわからなくない。
来たつもりで心の中で会話していることと、現実に会話したことを思い出すことの違いは、もうほとんどないに等しい。
死んだら会えるのかなあ、そんなわけない。
酔っ払ったら会えるのかなあ、それも現実とは違う。
現実と非現実の境界や生者と死者の境界は酔うほどに薄れていくので、こうやって夜が更けて店が静かさを取り戻すと、ほんとにふらっとあの扉が開いて、彼がはいってきそうな錯覚を起こす。錯覚じゃなけりゃいいのに、ほんとに・・・。