ギャンブルで大破滅

ギャンブルで大破滅

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Nジマ

Nジマ

Freepage List

自薦集ネタ編


自薦集ネタ2


ドクターストップヤラレちゃん


布石ソング


Nホラー


自薦集パチンコ・スロット


自薦集パチンコ・スロット2


I氏伝説(競馬自薦集)


ペールギュントに一貫性勝負(競馬自薦集)


N競馬1


N競馬2


その他工夫ギャンブル・面白ギャンブル


麻雀自薦集


後輩系競馬(競馬必勝法確立への億の細道)


後輩結果の1 (2008~2009年)競馬的中


後輩結果の2 (2010年)競馬的中画像


後輩結果の3 (2011年)競馬的中画像


後輩純粋結果のみ


後輩結果の4 (2012年)競馬的中画像


自薦集FX


Nイズムと投資1(ギャンブラーの哲学)


Nイズムと投資2(ギャンブラーの哲学)


普通日記まとめ


特選ネタ自薦集


再編集工夫ギャンブル・博打


麻雀絞り込み


ペールギュント一貫性勝負絞り込み


競馬高額配当的中画像集


過去高額配当集


N用語説明


競馬ネタ絞り込


絞り込競馬関係


通常絞り込競馬


絞り込前自薦集


絞り込Nイズム


株式投資絞り込


ギャンブルで大破滅(当ブログ)について


絞り込自薦集


N競馬のみ絞り込


2011年9月時点タイトルバックアップ


競馬必勝法考察


相互紹介募集中です


はてなブックマーク登録のお願い


ギャンブルチンチロリンのルールと確率


ランキングボタン等


相互リンク集


リンクもらった先


ギャンブル名言・格言・金言集(必勝法?)


競馬名言・格言・金言・必勝法・エピソード


Nレベル


Favorite Blog

今年のお中元は………((… ジェニュイン16号さん

CBC賞 フロースレの>>1さん

小田原競輪場特別観… ほうきゅう3さん

競馬ボヤキ日記 もんど2005さん
アホ板 水野 綾香さん
2008/07/29
XML
カテゴリ: 日常
同期の小説を本人の許可を得て、掲載する。

思い切り、内輪ネタだが・・・・

なんかのネットの公募で佳作として金券を頂戴したらしい。

T井さんの作品は下記だ。

私の日記はこれの後に記載します・・・

1万文字しか入らないので2つに分けますが・・・・

(以下原文)

『学園?七?不思議 化学室の怪』 前半

 学園七不思議と言う言葉がある。

 そんな曖昧で眉唾な話を、佐藤マサルはとても信じる気にはなれなかった。信じるどころか、興味すらない。
 しかし、中にはそんなものに異常に興味を示す人間もおり、所属する卓球部の先輩などまさにその最たる例であった。
 そんな先輩とマサルでは馬など合うはずもない……と誰もが思うだろうが、意外にも部内における2人の関係は良好であった。
 マサルは真面目に部活に参加するし、先輩はそんなマサルの面倒をよく見る。卑屈にはならないものの、やたら居丈高な態度を取る事もなく、何かある場合はまず自分が率先してそれを行う。そんな先輩をマサルは尊敬さえしていた。
 ――オカルト話に対する異常な好奇心と、その実証をマサルに命令する事を除けば。
 だが珍しいことに、この日はそんなオカルト話の渦中にマサルが自分から首を突っ込む事になった。
「ん?」
 化学室で行われている実験の授業中、マサルは背後からの視線を感じ、後ろを振り返った。
 だが、後ろにはホルマリンの入った標本が並ぶだけで、誰もいない。
 マサルは首をかしげながらも、すぐに実験に戻った。
 勇はマッチをする。今日の実験には、燃焼を必要とする作業があり、マサルがアルコールランプに火をつける係であった。

 そう、簡単な作業であるはずだった――。
「うわ!」
 マサルがランプに火の点いたマッチを近付けた瞬間、猛烈な火柱が天井まで立ち上がった。
 明らかに異常な反応である。アルコールランプに入っている程度のアルコールでは、調整を最大にしても、普通これほどの火柱は出来ない。
 マサルと違い、日頃実験など全くしない同じ班の同級生は、ただ呆然とその光景を見ていた。

 冷静だったのはこの直接の原因を作ったマサルだけで、慎重にランプに近づくと、すぐそばにあった洗面器でランプに蓋をした。
 幸いにも燃焼はそれですぐに収まった。
 しかし、それから少しして火災警報器が作動し、マサルの頭に盛大にシャワーが降り注ぐ。
 洗面器にシャワー。その事象だけ見れば、まるで風呂にいるかのようだ。
「なんだかね……、はっくしょん!」
 洗面器を抑えたまま、マサルはなんともやりきれない気分になった。

 それから数日後、マサルは件のランプを持って、もう一度化学室を訪れた。
 あのような反応は常識的にありえないため、実験の失敗に対するマサルのお咎めは無い。ただ、危険ということもあり、科学室の使用は当面の間中止――、ランプは即刻破棄される事になった。
 だが、それでは全身濡れ鼠になったマサルの気が治まらない。
 そこでマサルはランプを捨てるよう教師に指示された際、近くにあった別のランプを捨て、問題のランプは密かに持ち帰っていたのだ。
 そして、化学室の調査や清掃が終わり、ようやく使えるようになった頃、自分をあのような事体に貶めた原因を探る事にしたのである。
 また、この実験は危険を伴うため、教師に立会いも頼んでいた。
 その教師とはあの時の化学教師――ではなく、別の理科系の教師である。
 件の化学教師は事故が起こった際の対応で、完全に見切りをつけている。加えて、事情も知っているだけに、許可など絶対にされず、いても鬱陶しいだけだ。
 代わりに選んだ教師は、授業を抜きにしても日頃から親しく付き合い、化学教師よりは融通が利いた。なにより、一科学者として、その能力は卓越している。
 もっとも、見た目の雰囲気があまりに暗く、薹の立った冴えない女性であったため、彼女の能力を認めているのはマサルだけであったが――。
「佐藤君、一人で大丈夫?」
 その誰がどう見ても頼りない女教師、田中真知子は、マサルの実験を後ろから見守りながら言った。
 あの事故の事は当然真知子も知っている。マサルの能力を信用して許可は出したものの、やはり不安はあった。
「大丈夫です。大した事じゃないですから」
 マサルは件のランプの中身を慎重にシャーレに移しながら、平然と言った。
 真知子には中身について詳しく話していない。言えばさすがに止められる。そのため、とりあえず、家にあったウォッカの成分を調べたくなった、という適当な理由で話をつけてあった。
 本当に適当な理由であったが、実験内容はこのでまかせ通りの事をするので、矛盾が生じる事は無い。
 とはいえ、マサルのように日頃から実験に慣れ親しんでいる少年が、わざわざ学校でそんな事をするのは明らかに不自然である。
 真知子もマサルからこの話を持ちかけられた当初は、釈然としない様子であったが、「生徒の向学心を殺ぐんですか!」というマサルの一言で、しぶしぶ首を縦に振っていたのだ。
 ――実験は今のところ順調であった。
 元々たいした実験でもない。とりあえず中に入っているのが本当に普通のアルコールなのか、リトマス試験紙や、単純な化学反応から調べるだけだ。安全のため、燃焼実験はしない。
 その結果、中に入っているのは、ただのメチルアルコールである事が判明した。つまり、事故の発端であるアルコールランプは普通の、どこにでもあるようなアルコールランプと全く同じだったのである。しかし、どう考えてもアルコールランプに入っているような量で、あれほどの火柱を立つことなどあり得ない。
 ちなみに、芯の部分の紐は家で調べてきたが、こちらは完全な綿であった。燃やしてもちりちり火を立て、ひっそりと燃え尽きただけである。
「先生、クロマトグラフみたいな液体の成分分析が出来る装置って何かありますか?」
「この学校は大学の研究所じゃないんだから、さすがにそういったものは無いわね」
「そうですか…」
 結局ここにある設備では、ただのアルコール燃料としか判断が付かなかった。
 ではいったいどうしてあれほどの火花が出来てしまったのか――。
 実験に行き詰まったマサルは、なんとなくアルコール燃料をプレパラートに置き、顕微鏡で覗いてみた。


(後半部に続く)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/07/29 12:07:28 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: