美味しい紅茶を淹れるコツ




紅茶は淹れ方によって全然味が変わってしまいます。でも何も難しいことはありません。基本的なルールさえ守って頂ければ、いつでも美味しい紅茶を召し上がって頂けます。

リーフティーの淹れ方のポイントは茶葉・水・温度・空気です。

【茶葉】 
品質が良く新鮮なものを使いましょう。密封できる容器で冷暗所で保管するのが基本です。空気に触れ酸化することで茶葉はどんどん劣化します。
絶対禁止!→冷蔵庫で保管はしないでください。冷蔵庫の臭いを茶葉が吸ってしまいます。

【水】 
水道から汲みたての水を十分沸騰(沸騰後30秒~1分程度)させて使いましょう。
絶対禁止!→汲み置きの水(ペットボトルの水、湯沸しポットのお湯等)、ポットで保温されている水は紅茶を淹れるのには空気不足。また一度沸騰させて、冷めたものを再度沸騰させて淹れると紅茶が苦くなります。(興味のある方は実験してみてね。)

【温度】
十分沸騰(沸騰後1分~2分程度)した100度のお湯を使いましょう。
絶対禁止!→沸騰しすぎると、水の中に含まれている空気が少なくなってしまいます。

【空気】
紅茶の美味しさを引き出す条件にジャンピングと言う作用があります。ジャンピングとは、お湯の対流によって茶葉が上下運動を起こす状態を指します。空気を含まない水では茶葉は沈み、対流しません。またお湯の温度が低いときも茶葉は対流しません。
絶対禁止!→汲み置きの水、ペットボトルのミネラルウォーター等は使わない。

<紅茶を淹れる手順>

1.ティーポットとティーカップを温めておく

ポットが冷たくて温度が下がると、ジャンピングが起こらず、味や香りが引き出せません。

2.茶葉の分量を量る

基本的には1カップ分(140cc~180cc)に対して、ティースプーン1杯(2~3g)が適量。日本の水は軟水なので、紅茶の成分が非常によく出ます。俗に言うポットの為の1杯は不要です。

3.新鮮な沸騰直後のお湯を注ぐ

水道から汲みたての水を十分沸騰(沸騰後1分~2分程度)させて、ティーポットに勢いよく注ぎ、ふたをして蒸らします。

4.蒸らし時間を計る

種類や茶葉のグレードにより蒸らす時間は若干異なります。
目安としてはOP:4~5分、BOP:2~3分、Dust:1~2分です。
蒸らし中は温度が下がらないようにティーコジーできちんと保温しましょう。

5.茶漉しを使い、暖めておいたカップに注ぐ

暖めておいたティーカップに茶漉しを使って注ぎましょう。





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