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2018年01月25日

　母は言うまでもなくTV世代で、気に入ったTV番組をたくさん録画している。私もかつては良くTVを見ていたが、「嫌なタイミングでCMが入る」「CM明けの巻き戻しが長い上、肝心の本編が２分程度で終わってしまう」と、リアルタイムで見るとイラつく事が多い上、PCで動画を探す方が面白くてTVを見る時間が格段に減った。最近見るTVはと言うと、地方局のアニメかゴールデンタイムのドラマ、たまに金曜深夜のタモリ倶楽部といった所だろうか。

　話が少々ズレるけど、TV世代は無闇に機械を嫌がり過ぎるようにも感じる。
静岡駅のロッカーのシステムがカギ式から電子化していたのだが、母は「これのせいで、買い物の荷物を預ける人が減った」と言っていて、実際空きロッカーがチラホラ。

やり方がわからないらしいので、私がタッチパネルを操作してさっくり預け＆戻しが済んだのだが、「こうして老人は機械に取り残されるんだ」とボヤいていた。

　画面の指示に従って操作すれば問題なく出来る仕組みになっているのに、母は 「機械だから」と、それだけで拒絶してしまうのだ 。（たぶん使ったことがないので内心パニックになってしまうのだろう）これ故に、未だにガラケーからスマホに切り替えられないんだなと思う。

　しかし、冷蔵庫も洗濯機もTVの予約関連も、ATMの操作だってみんな機械だし、日常生活で必要な物はちゃんと操作できているのに、なぜタッチパネル式になると急に拒絶感が強くなるのか、そこがよくわからない。

　次に母に会った時にはひとまず「落ち着いて画面を見て、その指示に従えば大丈夫。ATMのタッチパネル操作と同じようなもんだ、難しく考える必要はない」と言っておこう。これで母のデジタルアレルギー（？）がなくなれば良いのだが・・・。

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