ぷにぷにのおなか

私を通り過ぎていく命

今日は職場の不正咬合の長毛ハムスターが亡くなりました。だいぶ前からお店に出せなくて里親さんを探していたコなのですが、今日急に亡くなりました。死亡生体はこのコが初めてというわけではないのですが、涙が止まりませんでした。夕方まで元気で、今日も歯が伸びていたから切ってあげたばかりだったのに、帰り際に無性に気になって見てみたら丸くなって永遠の眠りについていました。触ったときはまだ身体が温かく、死後硬直が始まる前だったのですが、あまりにも安らかな寝顔だったので死亡した事実に気付くまで時間がかかりました。可愛くって、臆病で、それでも堂々と脱走をするぐらい元気がよくって…。自分個人が飼育していたわけではないのだけれど、彼の存在があまりにも自分の中で大きくなっていたことを改めて実感しました。私を通り過ぎていく小さな儚い魂はまるでそれが当たり前かのように消えていくけれど、それが当たり前ではいけないんだと、初心に返されました。勿論毎回当たり前だと思った時はないのですが、ホント言うとどこか麻痺している所もあったのかもしれません。（反省）悲しいと思うだけじゃダメだってこともちゃんと承知していますよ、先生!!一つの『死』が明日へ繋がる『生』に変われるように私たちが努力しなくちゃいけないことも…。でも、一瞬でもこのこの生きた証を想って涙を流してあげたいのが本音なのです。偽善者でごめんなさい。あわー何が何だか分からなくなってきたぞ!!（苦笑）神様、あなたがいるならば、せめて、むかえる来世でも幸せな未来をお願いします。