山と旅と酒と温泉。そして楽しいこと。

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2008年01月21日
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カテゴリ: 山の話
ブログタイトルが「山と旅と・・」という割には、最近山に登っていない。よって山の話が書けていない。もしかしたら今週行けるかもしれないが流動的である。

その憂さ晴らしも兼ねて、今日は山の話。


「なぜ山に登るの?」「山登りのどこが楽しいの?」

山歩きを趣味にしている方はどなたも尋ねられたことがあるだろうこの台詞。私も何度となく聞かれた。

山に興味がない御仁にとっては当然の台詞なのかもしれない。別に山に限ったことではなく、「趣味的」なものに関しては興味がない者にとっては楽しさを理解できないのは当然だ。私がジョギングを趣味とする者の気持ちがわからないのと同じである。

「なぜ山に登るのか?」

そこに山があるからだなんて俗なことは言わない。その答えは「楽しい」からだ。

では山の楽しさとはなにか。

何かの本で読んだのだが山登りの楽しさには三段階あるという。一つは「山行を計画する」楽しみ、次は「実際に山に登る」楽しみ、最後は「山行を振り返る」楽しみ、だそうだ。



肝心なのが「実際に山に登る」楽しみだ。ここが興味のない方にとって「何が楽しいの?」という疑問につながるのであろう。

また、同好の士でも何に重きを置くかによって楽しみ方も人それぞれだろう。単純にピークハントを目的とする方もいれば、山岳写真を目的とする方もいる。


私の場合、実際に山に登る楽しみは次のような段階を踏む。

1「家を出てから登山口にたどり着くまでの楽しみ」

登山は基本的に朝早い。自宅を出発するのは5時前である。まだ街は活動前だ。そんな時間からすでに行動を始めることで、すでに「非日常」を感じるのである。そして車、鉄道に限らず、車窓からの景色を眺めるのが楽しい。山が徐々に近づいてくると高揚感が増すのだ。そしてこれは車利用の場合だが、大抵の登山口は林道などの狭い道を登っていく。この運転も楽しいのだ。早朝の日差しを浴びながらハンドルを握ってどんどん高度を稼ぐ。これも普通のドライブでは決して味わえないものだ。

2「山道を歩く楽しみ」

高尾山や富士山のように「登山道」が完全に整備されているような山での山歩きは実は楽しくない。ただの遊歩道と差が無いからだ。うっすらと踏み跡が残るような山道を前後を確認しながら進むのが楽しい。岩場の通過も楽しい。ワクワクする。ここにも「非日常」がある。また登っている最中の景色も楽しい。冬枯れ、新緑、紅葉、いずれの季節も街で見られる「人工的な自然」とは全く違う美しさを楽しめる。

3「山頂に着いたときの楽しみ」

ピークハント至上主義ではないが、山を歩くのであれば必然的にピークを目指すことになる。そしてピークに立ったときの「征服感」みたいなものが楽しい。山を「征服する」というのは驕った考え方ではあるが、やはりてっぺんに立ったときは気持ちが良いものだ。そして山頂からの眺望を楽しむ。ただ、山頂からの眺望はどちらかというと「おまけ」みたいなものであり、頑張って登ったご褒美だ。

4「下山したときの楽しみ」

上の3に書いた「征服感」みたいのは、どちらかというとこちらのほうが強い。山道を下っていき、登山口(下山口)の目印が見えたときの満足感は格別である。私はそんなに危険な山には登らないが、かといって「100%安全」な山はない。なので無事に下山できたという安心感も加わり、感動がじわ~っ盛り上がってくるのである。



マイカー登山の場合は下山直後のビールを楽しむわけにはいかない。しかしその後の行動に自由が利く。という訳で最近はもっぱら「温泉」に直行である。山行で疲れた体を湯船に浸したときの充実感は他では味わえない。温泉自体が素晴らしければなお良い。公共交通機関での登山の場合は即「ビール」である。もちろん下山口でビールを販売しているわけではないので、主に鉄道の駅近辺で買い込むことになる。こういった駅は鉄道の本数が少く、しかも利用客もまばらなことが多いので、鉄道の待ち時間にホームで飲むビールが最高に旨いのだ。デジカメの写真を見ながら飲むビールが最高に旨いのだ。


なんてところが私の山の楽しみ方である。基本的には「非日常」を楽しんでいるのだろう。

こんなことを書いていたら無性に山に登りたくなってきた。やはり何としても今週は山に行こうと思う。

個人の趣味の魅力を他人に理解してもらうのはなかなか難しいことだ。でも書くことで自分自身が山に感じている魅力を再確認できたような気がする。

やはり「山歩き」は楽しいなあ。中年になってからこんな趣味ができたことをあらためて嬉しく思う。



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最終更新日  2008年01月21日 12時31分40秒
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