pure breath★マリーの映画館

pure breath★マリーの映画館

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

マリーmypink

マリーmypink

カレンダー

お気に入りブログ

こぶたのベイブウ映… こぶたのベイブウさん
猫とHidamar… にくきゅ〜う★さん
世界の中心に愛をさ… sanacatさん
☆orange pe… ☆オレンジピール☆さん
あ!CINEMA 365 DAYs ラブ☆シネマさん

コメント新着

くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
マリーmypink @ ななさんへ・・・ ななさん こんにちは~~♪ >生ジョニ…
なな@ アップしました~ 生ジョニー,羨ましいなぁ 監督さんって…
マリーmypink @ rose_chocolatさんへ・・・ rose_chocolatさん こんにちは~~♪ …
rose_chocolat @ Re:『ガリバー旅行記』(04/18) マリーさん、楽天は省エネだねw でもも…
2009年05月31日
XML
カテゴリ: 映画









『重力ピエロ』

監督・・・森淳一
原作・・・伊坂幸太郎
出演・・・加瀬亮、岡田将生、小日向文世、吉高由里子、岡田義徳、渡部篤郎、鈴木京香 他




                【解説】

作家・伊坂幸太郎のベストセラー小説である、傑作ミステリーの映画化作品。数々の伏線を基に、一つに絡み合ったすべての謎が解けたとき、過去から今へとつながる家族の真実が明らかにされる。物語の核となる兄弟役に挑むのは、加瀬亮と岡田将生。主人公の両親にふんするのは、小日向文世と鈴木京香。監督デビュー作『Laundry ランドリー』で高い評価を得た、森淳一の演出手腕にも注目したい。



                【STORY】

遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。










「春が、二階から落ちてきた」で始まり、「春が、二階から落ちてきた」で終わる。
この印象的なプロローグ、エピローグ。

本を読んだ時、一瞬で惹きこまれた・・・
映画化が決まった時、ちょっぴり不安だった。

一番の心配は、“美青年の春くん”を誰が演じるのか、ということ。
キャスティングが決まった時、彼なら大丈夫かな?と思った。


原作のファンなら、誰もが惹かれてしまうであろう春くん。
彼がスクリーンで動いていた。



お話は、かなり深刻なストーリーなのだけれど
それを軽いタッチで創り上げていた。
奥野家が目指していた重力のない世界。




こういう「家族の形」が存在するとは、とても思えないけれども・・・
もし存在していたら、それはなんと凄いことだろう。
泉水くんも、春くんも、両親も いとおしい。。。


おそらく「絆の力」だけで心身ともに成長した子供たち。
彼らが選択した答えは、世間的には許されないことかもしれない。







加瀬くんは、近年の若手の中でも演技力抜群なので
静かな中に、“そのこと”を決めてからの闘志というか、力というかその表現力は素晴らしかった。





090121_piero_sub9.jpg


ある意味、一番プレッシャーを感じたであろう、春くん役の岡田くん。
美しい子なのですが、どことなく翳のある雰囲気のある青年。
とても合っていたと思う。
演技の面では、未知数?と思っていたけど~台詞回しも春くんらしくてよかったと思った。






小日向文世さんも、鈴木京香さんも 凄く合っていた。
彼女が襲われるシーンは、活字よりも生々しくて辛かった。。。





私が唯一イメージと違ったのは、渡部さん。
彼は上手い役者さんなのだけど~私の中での葛城はもう少し“粘着質”なタイプ。
悪くて悪くて、悪いヤツ。その“悪さ”がちょっと足りなかった。
彼が合っていた、と他の皆様の感想をよく目にするので、きっと私だけそう感じるのかもですが。





090121_piero_sub2.jpg


夏子さんは、最高でした。
吉高由里子さんを観たのは『蛇にピアス』以来ですが、あの不健康な彼女と違って(今回もストーカーだから、ある意味不健康?)キュートでした。
甘ったるい声が、妙によかった。

心霊写真のような夏子さんには会場も爆笑。
この静かなトーンのストーリーで、笑いをとれる貴重な存在でした。
原作では立派な肩書きの職業に就いてたと思ったけど、そういう説明はなかったよね。。。





原作のイメージを損なわず、映画化としては成功だとは思うけど

実は、私は・・・やはり原作の方が好きでした。

映像で観た方がいい部分と、活字で読んだ方がいい部分とあって
どちらに重きを置くか、

伊坂さんの作品、特にこの本は活字で・・・と思ってしまったのでした。(だって、どんなにガンジーが好きなのか、どんなにジョーダンバットが大切か伝わったかなぁ)




子役の子が2人とも、成長した彼らにそっくりで~びっくり!!


マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年05月31日 22時34分33秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: