”ぷろぺら”の,「一日は誰にもやっぱり一日」

”ぷろぺら”の,「一日は誰にもやっぱり一日」

仰げば 尊し



そのためにでもないがいろいろと歌を聞く

ストレートな歌、カーブで攻める歌いろいろある

特に童謡や唱歌はシンプルでストレートで奥深く年代、時代を

超えるような普遍性も持ち合わせる良い唄が多い。

このような普遍的な時代を超えてきた唄を屁理屈を付けて子供たちに

教えない歌も多かった。その一つが仰げば尊しだ。


仰げば 尊しはその歌詞の内容が教師を崇めるものとして

反発の対象となり、また、立身出世を呼びかけている事から

社会情勢の変化に合わないとして、公立学校(特に小学校)を

中心に歌われることは少なくなっていたが、最近では、その内容の

再評価という意味で、公立中学校、公立高等学校、私立の男子校など

では、再び歌われるようになったところもある。

1. 仰げば 尊し 我が師の恩
教(おしえ)の庭にも はや幾年(いくとせ)
思えば いと疾(と)し この年月(としつき)
今こそ 別れめ いざさらば

2. 互(たがい)に睦し 日ごろの恩
別るる後(のち)にも やよ 忘るな
身を立て 名をあげ やよ 励めよ
今こそ 別れめ いざさらば

3. 朝夕 馴(なれ)にし 学びの窓
蛍の灯火 積む白雪
忘るる 間(ま)ぞなき ゆく年月
今こそ 別れめ いざさらば

2番の歌詞は、戦争が関わってくる内容の歌詞なので、現在では

あまり歌われず、小学校などの教科書でも省略されていることが多い

というのだがそのように感じますか?そう言われればそうかもしれ

ないけれどそれは屁理屈にしか聞こえないのです。

今こそ分かれ目いざさらば「今こそ別れの時ださらば!」と言う

そして「さらば」と送り出し、さらばと出て行く。

人生の分かれ道でお互いを気遣い励ましあい良い決別をする

その大切さと勇気を歌う歌と理解している。

今の親にいや大人たちに欠けているところだろうか

できるだけ手元においておきたい親 できるだけ親のそばにいたい子供

利害関係は成立する。結果お互いがだめになっていく

自立できないのは子供ばかりではないことが重要な点だ

決別をする宣言歌としてこんなにストレートな歌だったのかと

あらためて感心しているこの頃だ。

いざさらば!

※一部引用

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: