事故車を、やっと営業開始の
ディーラーに持ち込むと
「えっ、車こんなになって、身体 大丈夫ですか?」
と病院に行くことを勧められる。
「正直なところ、仕事の忙しさで体調悪いのか
事故で調子悪いのか、自分でも解らない。」
というと
「これは、かなりの衝撃があった筈だから
絶対に診察受けるべきだ」
と店長に諭される。
最寄駅までディーラーの店長に送ってもらい
会社近くにある、行きつけの整形外科に行ってみるが
今日まで休診...。
多分、このまま行かなそうな予感。
午前中、医者に行こうと思っていた時間が空き
増上寺で、厄除祈願することにした。
一般祈願の時間まで30分程あり
会社の祈願風景を、ぼーっと観ていた。
学生の頃、バイト先で嫌々暗唱させられた
お経が流れてくると
今でも、覚えていることに
妙なおかしさを感じた。
とある会社の祈願が終わると
短い説法があり、これも何気なく聴いていた。
点と点で、線となり
3点を結ぶと三角形となり
点が増えていくと、四角形・五角形....と
段々「輪(わ)」に近づいていく。
でも、「多角形」と「輪(わ)」は別な物で
「輪(わ)」に成れるよう
頑張ってください。
というような内容だった。
沢山の人々が、結ばれ
丸い輪となるのは、難しい。
多角形で結ばれるのでさえ困難だ。
でも、一人では 所詮「点」でしかあり得ない。
僕は、点と点を結ぶ「役割」でありたいと思う。
輪であっても、始点と終点があるはずで
それを結ぶことが出来たなら
きっと充実感のある人生が歩めるに違いない。
厄除祈願で手を合わせながら
そんなことを考えていた。
扉 2014.03.03
大丈夫、心配ない 2014.03.01
epilogue エピローグ 2010.09.15
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