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事実は 小説より奇なりと申しますから・・
ノンを取って フィクションという設定で ブログ出しますワ
( そう思って お読み戴ければ 幸いです )
人は いっチョ前の大人に成るまで・・
親を見て沢山の事を学びますから・・示されなかった事は
解りません~ すりこみ無し です
武は夫になる前に ・・・ いや大人に成る前に
自分の育った家庭から何を見て・・何を学んで 育ったか・・
武を見ると
養父が母みよを きっと愛していたんだな~と解ります
若い頃・・役場に勤める憧れの女性美鈴との相思相愛の
結婚も 妻をこよなく愛する夫 武であったと 思う
人は・・ 人をどの様に愛するかを・ ・机の上の本から学ぶものではない
たとえ 一時 理想の型をまねても・・
何かの拍子に リセットされて戻り易いもの
武は・・
自分の再婚が 四面楚歌の状態であったものの 妻の愛し方には
自信が有った・・
かって 美鈴と上手くやってたし ・・
必ず・・愛し つくし 大切にすれば 妻は 幸せに感じるだろうと・・
思っていた
妻は ・・ 昼間 ヘルパーの仕事で ・・
大きな病院の寝たきりの老人の介護 の仕事
特に 排泄物の交換や 体を拭いてあげる仕事は 体力の要る仕事で・・
若いといっても重労働は やはり腕や肩 腰を痛めるのだ・・
妻は 介護の仕事をしながら 整形外科に通っていたりもしていた
25年働いて・・年金をもらうのだと・・
目標が有りましたからね~頑張れるんです。
そんな妻に ・・
武は 気を使い 食事の支度以外の 家事をしていた・・ 主夫だ
その・・病院に通う為にと自分の通院の為にも・・必要だという事で
二人で中古の自転車をあちこち 探し回ったりも していた
年の差など関係なく 仲良くやっている 真面目な夫婦にみえる
ある日・・うららたちがドライブ中見つけた けっこう美味しい ・・
中国人が夫婦で出している 小さな中華家庭料理の飯店にお二人をお連れした
懐かしい 味だったかな・・ご機嫌で自宅に向う途中で・・・
この先に 武が生まれて2年住んでいたという
生家の前を通ると言うので
どこどこ・・と身を乗り出してキョロキョロ 見まわした
建設会社の看板と・・敷地を囲むトタンが見えた
町の中心に近いところだ
へ~ぇ ここ町じゃない
母の遺骨を持って此処へきたときには
叔母さんもいて 今でも奥に古い家が そのまま残っている という
武が30代の後半で・・日中の関係が改善され 一時帰国が出来たのだが・・
叔母さんは 武が 家の周りをうろついたり・・
散歩で出たりするのを 何故か禁じていたと いう
うっかり外に出ると 叱られたという・・・武はいまだに其れが解せないでいた
その武の 生家の前を通り過ぎたとき
芳明が・・ あそこは 坪○円だって!・ ・といった
(ざっと 億には 成るかも知れない 広さがある)
えっ?
と驚いていたのは 武の方だった
私も 芳明が 病院に勤め始めた頃
従兄弟が町営の家にやって来て・・・
(従兄弟が身元引受人であり 家も 何故か従兄弟の親族の名前で借りている)
武の前で妻が はいっ!小遣い といって3万を従兄弟から 貰ったのに
武がぶち切れで 激怒したと聞いたのを 思い出していた・・・
20才も年の差が有ると こうも 嫉妬深く 疑い深 く なるものかと
あの時は武に 半分呆れていたが・・これは まて!
時価まで知っているなんて・・驚きだぞー
自分の過去は決して話さない 芳明・・ うん ー!・・
これは
解らないぞ・・ と思った最初の日だった
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