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自由市場、青空市場で買い物をする時は朝早いほうがよい。
外灯が無いので、夕方から、出かけると、薄暗い市場で偽札を掴まされる事がある。
うららも経験が有る
うららは露店に並べられた皮靴を2足眺めていたが、結局1足買う事にした。
40元の靴である。
100元札を出して、20元のお釣りを3枚貰って、 次の野菜売り場へ移った。
そこの17,8の少女が、薄暗い中、手で触って
「これは偽札だ」と言う。
先ほどの20元札の内、1枚が偽札だ と言う。
少女の兄さんらしい男が、札を手で触り、揉んで見て、更に明るい方を向いて透かして見るが、
自信なさそうに
「・・多分」と言った。 それで、その隣の店主にも見て貰った。
「これニセモノ、それともホンモノ?」
「偽だね、」 これで決まりである。
即行 元の靴を出している露店に走った。
並べられた靴を見ると、先ほど手に取ったもう一方の靴がまだ有る。
薄暗いのに人の間垣が二重に出来ている。
運のいい事に、店主と少しばかりお喋りをしたので、彼はうららの顔を覚えていた。
「やはり、 ・・・
こちらも下さい。」
ドキドキしながら、
先ほどの20元札を3枚出した。て言うか、
札の出所に戻したのだ。
靴売りの夫婦は、そのまま札を受理して胴巻きに入れた。
果たして、ライトバンで靴を売っている夫婦が偽札を捌いていたかどうかは解らないが、
こうして中国には相当の数の偽札が、 トランプのババ宜しくぐるぐると回っている。
偽札の写真
銀行に張り出されている警告偽札の特徴・・・だが殆どの中国人手触りでニセと判断している が
それでも・・各店では人間の手触りを信用せず 対策として
ニセ判別機を設置し 必ず100元札一枚ごと そこを通すよう義務付けている
だが・・時に 銀行に設置された機械さえもスルっと 通してしまうのを うららは見た事がある