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パルメニデスは多を(したがって2も)否定して一なる実体のみをみいだす。 老子は道をとき,道とはなにか?という問いの答えを否定する。 唯識論は意識を空とし,末那識も空とする。そしてもしかすると, 数がなければ,なにもない。かもしれません。もしなにかがあるなら,「それは何個あるか?」と問うことができるといえそうですから。
2011.12.09
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数がどのようにふるまうか?を対象に思考することはできるでしょう。それは 数とはなにか?の答えでもなく,まして数をつくりだしたわけでもないでしょう。 「数がどのようにふるまうか?」を対象にした思考はどのようにふるまうか?を対象に思考することもできるでしょうし, 「「数がどのようにふるまうか?」を対象にした思考はどのようにふるまうか?」を対象にした思考はどのようにふるまうか?を対象に思考することも…。そのどの段階でも数は現れ,決してそのものがなにかについては語られないでしょう。唯識との関連でいうなら,数論は意識の所産で,数そのものは末那識にかかわるといえるのかもしれません。そして数そのものを意識することはできないかもしれません。一切空なら数もまた空となるのかもしれません。
2011.12.09
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同一直線上にある3点A,B,Cにたいして,点Bが2点A,Cの間にあるとき,線分ABと線分BCの和を線分ACによって定める。とします。すなわち, AB+BC=AC。点Bが2点A,Cの間にあるなら,線分ABの長さ|AB|と線分BCの長さ|BC|の和も,線分ACの長さ|AC|としたくなるかもしれません。すなわち, |AB|+|BC|=|AC|。線分ABと線分BCの長さが等しいとき,すなわち,|AB|=|BC| のとき, |AB|+|AB|=|AC|。このとき,|AC|の長さを 2|AB| と書くことにすると, |AB|+|AB|=2|AB|。線分ABと線分BCは「異なる」線分で,長さは「同じ」。「異なる同じ」の「異なる」と「同じ」を分けて表現することができているようにみえます。もちろんこれは 「同じ長さ」とはなにか?のなかにやっかいごとをうつしただけでしょう。
2011.12.04
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結局, 1+1=2はもちろん 「(1)'」を「2」と書くことにします。も「2」の説明にはならないように思います。これらに先んじて「2」の体験はあるはず…。 「1」の体験は「2」の体験の説明にはならない。 「100円玉2個」「りんご2個」などという異なる体験に共通するなにかが「2」と名づけられている。そうした体験は, いち,に,さん,し…ととなえられるとできるのでしょうか(1,(1)',((1)')',(((1)')')'…)。それともそうとなえられるようになるには「2」がすでに体験されていなくてはならないのでしょうか。それともそうしたことは同時に起こるのでしょうか。少なくとも順序数だの基数だの1対1対応だのということは後づけにすぎないように感じます。「2」について十分よくわかっている人がそれらを理解できる…。そして計算機が表示する「異なる同じ」記号列をみて 計算機は計算ができていると思うのは「2」がよくわかっている人だけ…。
2011.12.04
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手品では言葉でない道具で人を騙すことがあるようです。そこでも「異なる同じもの」を利用しているのでしょう。 異なる同じもの 「1≠1」と「1=1」言語では「1≠1」を捨て「1=1」を取るのでしょう。100円玉やりんごなら,2つの100円玉のそれぞれや2つのりんごのぞれぞれを区別できるような気がします。でも2つの光子を区別できるでしょうか? 「1つの光子」と「2つの光子」はもしかすると区別できるかもしれません。 「2つの光子」は「1つの光子2つ」のことである。 2=1+1となるとなんとなく気持ちがわるい…。
2011.12.04
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やっかいは「1+1=2」の「=」あたりからはじまっているのでしょうか。 1=1はなんか正しそうです。で, 1+1=2はなんかうさんくさい。 100+100=200だけど,100円玉1個を2度見せられて,「200円だね」といわれても。 「区別のできる」すなわち「異なる」100円玉が2個なくちゃ200円じゃない。 いやいや,そうはいっても「同じ」100円玉じゃなくちゃ。「異なる同じもの」は「=」で結べそう。なので「異なる同じもの」は「=」では区別できない。 「異なる同じもの」が言語にはいっぱいある。数は「異なる同じもの」でできている。言葉にしたとたん,分別がなくなり「分別がつく」と思うことができるようになる。そして嘘をつくための道具として言葉や数はもっとも有効。750,813票獲得したから「正しい」と思う人たちには「分別」がある…。
2011.12.04
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「1+1=2」の2つの「1」は「同じもの」なのでしょうか?もし「同じもの」でこの2つに「区別がつかない」なら,「1」と「1」をあわせても「1」でしょう。例によって, 1は自然数である。 nが自然数ならば (n)' は自然数である。 m,nが自然数のとき,(m)'=(n)' ならば m=n。 nが自然数のとき,(n)'≠1。 mが自然数のとき,m+1=(m)'。 m,nが自然数のとき,m+(n)'=(m+n)'。としてやるなら, 1+1=(1)'ここで, 「(1)'」を「2」と書くことにします。とすれば,「厳密に定義できている」と思う人もいるかもしれません。その「定義」によって「2」を定めるまえに 「(1)'」にある「4つの記号」があることがわかっていなければまるで無意味であることに気がつかないでいられるなら,たぶん「厳密に定義できている」でしょう。 1+1=2が「わかっている」人は「1」を「区別できる」「同じもの」としてあつかえる人なのでしょう。
2011.12.04
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人間とアンドロイドの区別ができなくなる日がくる前に,実写とアニメの区別がつかなくなる日がくるのかも(今回はパフォーマン・スキャプチャーでしたが)。初3D体験でもありました。「pina ピナ・バウシュ踊り続ける命」2/25封切が楽しみです。
2011.12.03
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研究家にお会いする。歴史は文献でも文化遺産でもなく人が伝えるということを知る。
2011.12.01
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